嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-01-10

相撲の初場所横綱が怪我だったり新型コロナウイルス感染だったりで休場。さらに、PCR検査で陽性反応、及び同部屋の濃厚接触の疑いのある者が休場となり、65人が出てこない状況での開催に。強行開催だ。

ふの付く某所より、ノクチルの続き。
「ピースオブエイトを叫ぶオウムは『宝島』のプリント船長を元ネタとしていて
透の船の夢は宝島をベースにして子供達が船乗りごっこする絵本『ツバメ号とアマゾン号』を元ネタにしてる(円香が読んでいた絵本も多分これ)
『海に出るつもりじゃなかったし』ではオウム(本物の海賊)が透(ごっこ遊びする子供)を「オキロ ノロマ!」と繰り返し急かす構造になってる
騎馬戦最後のシーンで透がモノローグする「本当の世界になる」は『ツバメ号』のごっこ遊びから『宝島』の本当の冒険の世界に変わったことを意味していてこれ以降オウムがオキロと言う事はなくなる
そして『ツバメ号』の子供達が休暇の終わりとともにごっこ遊びをやめるのに対してノクチルは正月休みが終わってもアイドルをやめることは無い」
ペダンティックなような、読書家にとっては一般常識の範疇のような。

「人間とフォトショップのハーフ」

2021-01-09

BSプレミアムジョン・ウェイン主演の映画『勇気ある追跡』……と、これは昨日の話。マイク・ロイコは『男のコラム』の中で『勇気ある追跡』をジョン・ウェインの最高傑作に挙げていたけれど、今まで観た中でジョン・ウェインの一番面白い映画は何だろう? あまり観てないので、『駅馬車』かなあ。未見ながら、あらすじだけ知っている『11人のカウボーイ』も面白そうだ。

ふの付く某所より、ノクチルに寄せて。
「>今回のピースオブエイトってなんか元ネタあるの?
当時のスペイン・レアル硬貨の8倍の価値があったため、スペイン語で「8枚分の硬貨」と言われたので、英語では piece of eight とも呼ばれた。
『宝島』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの映画で、海賊ジョン・シルバーの肩に乗ったオウムが「ピース・オブ・エイト!」と叫ぶので有名だ。
お宝見つけたときの符号らしい」
知らないと分からない世界。知ってれば、なお、面白そう。この項、続く。

「インターネットの世界で、永久とは3ヶ月のことです。長くても3年。
我々は「永久に無料」というサービスが3ヶ月で有料化したり3年で終わったりする様子をたくさん見てきた。」

2021-01-08

この前、ENDさんからメールが来た時は、たまたま「夏期強化遠征合宿を成功させる会」の遠征指令書を引っ張り出していた。メンバー紹介には「青年時代、ロシア共産党に所属するも一年足らずで理想と現実とのギャップに幻滅。アナーキストとして地下に潜伏し活動を続け、ソ連邦崩壊と同時に亡命同然に訪日した。」と書かれてる。残念ながらソ連邦にもロシアにも旅行したことはなかったが、Zらしい趣味だ。筒井康隆の『虚航船団』めいた紹介文章ともども、いつか、何かの形で保存しておきたい。

ソ連やロシアといえば、声優の上坂すみれInstagramで男装したという話題があって、見てみたら驚いた。An君そっくりだ。An君は女顔だったのか。そう言えば、ずいぶん前に遊びに行った折、おばさんから「雑煮に入れるお餅はいくつ?」と尋ねられたのを思い出した。あれはきっと正月だったのだろう。

「不器用さを自覚している人は、もっと無意識を信頼し、操縦権を委ねてみるとよい。意識は論理性が高く、観察力に優れるので、その長所は生かせばよいが、ともかく身体・言動の操縦がヘタクソ。意識は観察、無意識は操縦、という得意分野に特化させるようにした方がよい。」

2021-01-07

映画『天気の子』、異常気象で大雨を降らせる存在は、せっかく契約成立した天気の巫女を失うことになって、栗本薫の『魔界水滸伝』を思い出す。「約束を破るのは、いつだって人間の側」(大意)だったかな。

いろいろあって、ひろえ純Twitterを覗いて、現在の「一千万年銀河」ちょっと聞く。いつまでもお元気で。

某所より。
「やはりコミケという存在は、明日すらあまり考えてないテキトーなオタクに「少なくとも半年先まで生きる目標を定めてあげよう」という福祉だった」
今のところ、予定のゴールデンウィーク開催は難しそうで、最速でも冬コミ、状況次第時は今年も無しで来年ようやく、くらいか。長期的目標となると生きる意欲も目減りする。

このところ、本家の方は毎日のようにログイン要請があって、仕様変更でも続いているのだろうか。面倒。

「自分の100%でその作品を愛してるとその作品から「愛せないもの」が出てきた瞬間にバグが起こって「こんなにもこの作品の事を愛してるのに、こんなものを生み出したこの作品が許せない」と愛憎が反転するオタクを何人も見てきたので、大体7割くらいで作品を愛すのが良いのかもな 残りの3割は許容に使う」

2021-01-06

すず音を求めて酒屋まで繰り出したものの、品切れ……と、これは昨日の話。蔵元がお休みなので、成人の日あたりまでは入荷しないらしい。で、そういった顛末を、すず音を愛飲していた白衣の魔女へ伝えておく。

某所より。
「そういや、年末に帰省してた単身赴任中の弟がえらくぽっちゃりしてて「姉ちゃん、新潟はヤバいよ、酒も飯も旨すぎる、新潟はヤバい」って繰り返していて、新潟行きたみが強くなった。」
理事会の新潟旅行で美味しいものを食べた記憶が無いのは残念。新宿からの往復で、何かしら車中の食事もあっただろうに、味覚の記憶は綺麗さっぱり、何一つすらも覚えてない。朝方の「コンビニで食べるべきなのは赤飯のおにぎり」というU氏の言葉しか思い浮かばない。本当に何を飲み食いしたのだろう?

ENDさん夢、危険運転に対して無糖さんの返しが「なぜ、ワシらが同乗してないのだろう?」は流石だ。

「(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
>修学旅行の嘘告白がターニングポイントとして優秀すぎるのが悪い
実際世界観が乖離してるクロス先じゃない限りあそこから始まる小説めっちゃ多い
その場合奉仕部のヒロインは当て馬にされる」

2021-01-05

映画『天気の子』の最後の台詞、「大丈夫」にまつわる考察。そもそも大丈夫な状況ではないのに大丈夫と言ってるのだから、額面通りに聞く必要はない。そういう意味で「大丈夫」と言えば、『エル・カザド』第8話「嘘つく女」を連想。もっと深刻な例を挙げるなら……いつ読んだのだったか、新聞のコラムだったかな、「大丈夫ではない時こそ、「大丈夫よ」とずっと言い続けて、乗り切ってきたのだ」(大意)という、母親にまつわる辛い内容を思い出す。つまり、この場合の「大丈夫」はナディが言うところのwhite lieであり、気休め、思いやり、あるいは祈りの言葉でもあるのだろう。

あー、WOWOWアニメ『BOYS BE…』のオープニングテーマ、前田亜季の「だいじょうぶ」が聞きたくなってきた。「何が襲いかかっても 責め立てても 私たちはだいじょうぶ」という歌詞は、『天気の子』に流用しても通じそうだ。

「(超人機メタルダー
オリンピック時期になると思い出すんだよ
バーロックの話
「俺は自分の卑劣さを恥じ…目茶目茶に荒れた!!
だからネロスに腕は売ったが卑怯な手は絶対使いたくないんだ!」
の重さはいい歳になるほど分かる気がする」

2021-01-04

ノートパソコンの電源が入らなくて、電源ボタンを長押ししてみたり、ジタバタしてたら起動に成功。そして、83%くらいまで減少していたバッテリー残量が100%復帰してた。謎だ。

映画『天気の子』の拳銃にまつわる考察。突飛に映るアイテムではあるものの、警察にマークされるおかげで話がクライマックスに進むのと、警察(+スカウト)相手に一介の家出少年がわがままを貫けるのを考えると、いいんじゃないかなあ……というのが現在の結論。意外だったのは、須賀圭介に銃を向けたことへの拒否反応を複数見かけた点。あそこは「いいぞ、もっとやれ、もっとやれ」と楽しむ場面で、邪魔する者は警察だろうが親兄弟だろうがお構いなし、となって大いに結構。

ENDさんから夢に関する気弱なメール。テレワークが長引いて孤独が堪えてるかもしれない。猫はどうしてるだろう。

グルメ番組を見ていた影響で、久しぶりに発泡日本酒のすず音を買ってみたくなる。近場の売り場は無くなって……別の酒屋にある、かな。

「芸事を長く続ける秘訣は、まずその芸事が好きだから、次に術理の習得が楽しいから、最後に芸事内の人間関係が良好だから、の3つのような気がするな。」