嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-04-29

図書館でレイ・ブラッドベリ自薦短編集『万華鏡』から表題作をパラパラと……と、これは昨日の話。復刊した創元SF文庫で。

コミティアの公式サイトで次回コミティア136の当選サークルリストを公開。

某所より。
「昔、古書店で買った薄い本、あとがきに「感想下さい」的な事と住所(明らかに戸建てのもの)が書いてあったので手紙に感想書いて送ったら、「5年前に関西のイベントで少数手売りした本で、まさか関東に流れ着いて手紙が来ると思わなかった」という返事を頂きました。
なお、もう創作は辞めておられた…」
気軽にメールが送れる今は、かえって同人作家に感想を送らなくなった。昔、手紙を出していたのは何故だろうと思ったら、そうか、通販の申込みがあったからだ。

南総のAさんから宅配便でそら豆が届く。大量なので、先日にご不幸のあったY夫人へおすそ分け。

「そういえば職場が気軽に話しかけられない雰囲気とかで辞める人がいるみたいなんだけど(そして否定できないんだけど)転職を数回やっている身としては転職後のしばらくの間は一日のタスクの中に職場で一番怖そうな奴に5分雑談しに行くみたいな肝試しを入れておくといいと思う。毎日。」

2021-04-28

ニュース系より。
「「ドラえもん」「仮面ライダー」「Gメン’75」などテレビ番組の主題歌や伴奏音楽(劇伴)の分野で日本を代表する作曲家、菊池俊輔(きくち・しゅんすけ)さんが24日午前9時16分、誤嚥性肺炎のため東京都内の療養施設で死去した。89歳。」
以下、ふの付く某所より。
「>>アラフィフおじさん達にとっての子守唄みたいなもんだしな
>こんな血湧き肉躍る子守唄があるか
でもわかる」
この日、数々の名曲を聞き返し、一番心に残ったのは『大空魔竜ガイキング』のED「星空のガイキング」、その歌い出し。ほとんど聞き馴染みのない曲なのに不思議だがそういうこともある。これからも間違いなく、いろいろな曲を聞き返すだろう。どうぞ安らかに。

利用してないSNSに連絡が来ている、と聞かされてと首を傾げてみたら、SMS(電話番号を宛先にしたショートメッセージサービス/ショートメール)と判明。知らなければ分かりづらい違いだな、うん。

「古文的用法の「形見」ですね
友人や恋人が別れる際に再開を祈って「形見」として何かを交換し、再開した時にお互いに返すというものです
現在の「形見」とは大分意味が違ったので印象に残ってます」

2021-04-27

そろそろ収穫期が終わりそうな得体のしれないマメ科の植物、とあるテレビ番組を見て、ツタンカーメンのエンドウではないかと判明。判明しても得体はしれない。

5月16日に東京流通センターで開催予定の第三十二回文学フリマ東京は、判断を保留するも開催の意欲有り。同日にインテックス大阪4号館で開催予定の関西コミティア61は、「緊急事態宣言の期間対象外ですが、今後の状況により開催が困難と判断した場合には、当イベントを中止・延期とします。判断は2021年5月9日までに行います。」と。6月6日に東京ビッグサイト青海展示棟A・Bホールで開催予定のコミティア136は、5月中旬まで判断保留らしい。小規模イベントは緊急事態宣言後の4月25日に開催したところもあるようだけど、大手は判断が難しい。

Sleipnir4、4.7.11にアップデート。特に問題は無し。

「「死にたい」を連呼していた10代の患者さん、最近「推しが尊い」と言い出して希死念慮が吹き飛んだ。このハードで理不尽な世界の中で"明日も生きたい"と感じさせてくれる存在なら、それはもはや信仰の域であって、わりと本質を突いている言葉なのかもしれない。ありがとう、彼女の尊い不完全な神様。」

2021-04-26

BSプレミアムの『ウルトラQ』、「ペギラが来た!」。あーなるほど、これがペギミンHかー。細かい疑問の数々が「南極だから」で済まされる辺り、昭和40年(1965年)はおおらかだった。いや、極地という雰囲気の勝利、かも。

某所より。
「私は美術家になるよりも作品を買うほうが先だった人間なので、ぜひ言いたいのは、なにかよくわからないけどどうしてもこの作品に用事があると思ったら、ぜひ買うといいと思います。他の人は用事は無いかもしれないが、自分はこれに用事がある、というような作品を。きっと自分の人生が始まると思います」
現物を手元に置きたい、モニター越しでは満足できない、という欲求はなかなか捨てきれない。その一方で、スキャナーがあったら取り込んで現物は処分できるのになーと思う物件もあるのは否めない。デジカメでパシャパシャ撮ったら、昔懐かしのスパイ映画みたいだな、もうそういう時代ではない。手間取るし疲れるし。

「みんながジブリの後追いをしてたら「君の名は。」がドカンと来て、慌ててそっちを真似しだしたら「鬼滅の刃」がドカンとくるみたいな事を、我々は子供の頃から見てきた。雨の中の、涙の様に。」

2021-04-25

ふの付く某所から飛んで、『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』という本を知る。カクヨムで連載されていたWeb小説(?)の書籍化だそうで、内容は空想ゲームレビュー。おそらくスタニスワフ・レムの『完全な真空』のゲーム版みたいなのではないかと想像。似たようなことを思いつく人はいるものだなあ、とZに伝えたくなったが、数年遅かった。2017年6月発売、カクヨムの投稿は2016年からだから、アンテナがもっと鋭敏だったら間に合ったかもしれないと悔やまれる。代わりにKへ伝えておこう。

で、なぜかkと少女漫画にまつわるやり取り。『赤い牙 ブルーソネット』から始まって、最近萩尾望都の自伝『一度きりの大泉の話』が各所で話題になり、2016年に竹宮恵子が書いた自伝の『少年の名はジルベール』が引き合いに出され……とは言うものの、萩尾望都はほとんど読んだことがない。かろうじて『百億の昼と千億の夜』、かじった程度の『11人いる!』と『半神』。

「「ヤンキー的なもの」あれ、全然逸脱じゃなくて単なるロールモデルですよ。逸脱ってのは、公園で一人足元のアリ眺めながら「こうしているときは本当に幸せだな」って感じてるキッズのことです。」

2021-04-24

緊急事態宣言が出て、各種イベントの取りやめ発表が続々と。東京ビッグサイトも例にもれず、同人イベントだと明日のSUPER COMIC CITY GYU!!2021は……急遽の中止になるのだろうな。もろもろ大変なのでは。

東京国立博物館Twitterでは。
「このたび政府の要請により、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」は4月25日(日)より臨時休館いたします。
今後の最新情報は展覧会公式サイト等でお知らせします。
チケットの払い戻しについては下記をご覧ください。」
こちらも予想された展開に。イベントの予定は5月いっぱいなので、緊急事態宣言が解除予定の12日以降は再開されるのだろうか。

金曜ロードショー、『名探偵コナン 天国へのカウントダウン』。劇場版名探偵コナンでは唯一、映画館で観た覚えがある。ふの付く某所の実況を眺めると……アメリカ同時多発テロ事件の年、9月よりも早い4月公開、か。その頃は映画館に通っていたな。

「むかし、近所の床屋で「ご職業は?」と聞かれたので、「実は殺し屋なんですよ」と言ったら「偶然ですね、私もなんですよ」と返され、その後ずっと死ぬ思いだった。」

2021-04-23

予約した時間に出かけて、複数のパスワード設定って面倒だなあ、と。

某所より。
「やっぱり「若いときの読書体験が30年ぐらいあとになって効いてくるから、無理してでも、何でもいいから本を読んだほうがいいよ」とアドバイスしたい。 20歳前後だった大昔に読んだ本は今でも想起できるのに、3日前にKindle unlimitedで流し読みた本は忘れるし。」
「小学生だった大昔、たまプラーザ駅近くの古本屋さんでは、単行本が80円で。あのとき立ち読みしたり、頑張って買ったりした本の記憶は、「これが画像記憶か?」というぐらい鮮明で。」
長期記憶の強度は新しいものほど薄らぐのだろうか。とは言え、「悲しいわ」の一語にぶつかるだけで、『水の戦士たち2 迷宮を超えて』の後半のあの場面に出てくる台詞とかぶるな、まで思い起こすのも事実。

深夜、緊急事態宣言、3回目。

「紙は千年、石は万年残るけど、デジタルは1ケタ年単位で跡形もなく消えていくものな
歴史研究をする上での中世みたいになっちゃうんじゃないかっていう懸念がすごい 我々は3300年前に成立したギルガメシュ叙事詩を読めるが昨年末にサ終したソシャゲのイベストはもう二度と読めない」