嘘の息子覚書控え

本家の控え

2019-02-03

先日、M浦くんに見せたZの古いノート、「少年キャプテン」と「月刊ニュータイプ」の編集部の電話番号が書かれていた。徳間書店、あるいはそっちだったのかも??

ふの付く某所より。
「80年代に自己嫌悪と自惚れの間を堂堂巡りをする理屈っぽい
饒舌と舌足らずの青年が読むものといえば先週亡くなった橋本治だった
自分は宮崎事件からのオタクバッシングのショックの中で地域の一番大きい本屋に
自転車で何時間かかけて出向き自分を助けてくれそうなものは無いかと探す中で知って
結局橋本治以上のものは見つけられなかった
橋本治に救われた人は少なくなかったんだよ」
おおらかだったのか、それともぼんくらだったのか、バッシングによる不幸には巡り合わなかった。雑誌の記事として、そういうものがあるようだ、と当時に思ったかもしれないけれど、はっきりしない。

「「若い男女」をはべらせていた、王様の気持ちが分かるようになってきた。王様のまわりには臣下がいるけれど、彼らは中高年なのだ。枯れた草花なのだ。だから、生命力を感じられる、何か新鮮なものが見たいのだ。性欲のためではない。美男美女は、宮殿における、冬の正月飾りなのだ。」