嘘の息子覚書控え

本家の控え

2019-04-15

サイゼリヤのランチセット、レタスとマッシュポテトがコールスローサラダに。トマトも前に消えたきりだ。

某所より。
「トロッコ問題、いまひとつパンチが効いてないと思うので、「転換器を引けば地球人類60億人が滅ぶが、転換器を引かなければきみにとって特別なあの子が死ぬ」みたいな、ゼロ年代風味の味付けでお願いしたい。」
ひとまず刑法は脇に置いといて、道徳倫理の面でだけ回答を考えるというのが本来の趣旨だそうなので、いわゆるセカイ系に持っていくのは窮屈な話でもない。長谷川裕一の短編漫画『わかりすぎた結末 あるいは失笑した宇宙 もしくはキャプテン・オーマイガーの華麗なる挑戦』は、多少変則的ながら、このゼロ年代風味トロッコ問題を題材にしていたと見なせるだろうなあ。初出を検索してみると……「コミックマスター」Vol.6(1991年11月)だそうで、ゼロ年代と呼ぶには無理があるらしい。

「池袋で後ろを歩いていた女性アイドルファンの男性グループのうち一人の推しが最近熱愛発覚したらしく「お前達、心の在り処がわかるほど泣いたことがあるか」と問いかけてたんだけど感情の質量、温度、手触りが大変よくわかる詩的な表現だと思った」