嘘の息子覚書控え

本家の控え

2019-05-19

映画『精霊のささやき』の音楽を聞き返して、試みに検索してみると……映画紹介の文章が。
「1986年、植岡喜晴監督、つみきみほ主演のダーク系ファンタジー映画『精霊のささやき』

(中略)

心を病んだ人々が住む洋館にやって来た少女が、彼らの淋しい気持をとぎほぐしていく様を描いていく幻想映画。脚本は植岡喜晴と岡村香織の共同執筆。監督は今迄、自主映画を手がけ、これが劇場用第一作目となる植岡喜晴、撮影は「夢みるように眠りたい」の長田勇市がそれぞれ担当。」
この映画のビデオは、確か一度きり、Zに観せられた覚えがある。もっとも、記憶にあるのは、誰か(男だったかな?)が雪にまみれてる場面と、脇役の少女が泣き出す場面、それから最後に現れた少女が「ようこそ」と迎え入れられる場面、と断片的。事前に観ていたZは、「ヒロインが自分のために環境改善していく話」、みたいに説明していたかな。ファンタジーかもしれないが、ダークではない。

「狂気という言葉は、割と「相手が何を言っているのか分からないけど、これ以上分かるために分析する気もない」時に結構使いがちだよな。そういうゴミ箱みたいな言葉、他にも結構ありそう。」