嘘の息子覚書控え

本家の控え

2019-06-12

少し前のNHKラジオ「すっぴん!」で、夏目漱石の誕生日から命日までの毎日、誰と会ったかを紹介する本の改訂版が出たという話が面白かった。夏目漱石の日記はもちろん、当時の他の人の記録も引き合いに出すので、参考文献が縦横無尽に渡るのだとか。改訂された箇所として紹介された一例が、ロンドンから帰国した後、東京から『坊っちゃん』の高松に赴任するまでの3日間。当時、四国行きの船は大阪と広島から出ていたようで、夏目漱石の日記でもどちらとまでは書いていなかったのだとか。しかし、その旅の日程と重なる日に、従軍記者だった正岡子規が広島に滞在中だったらしく、もしも夏目漱石が広島から船に乗ったなら正岡子規に会おうとしなかったのは不自然だろう、故に大阪から船に乗ったと思われる……と改訂版では記載されたのだとか。ちょっとした推理小説のようだった。

「アニメやゲームのキャラソンは、とにかく音域を狭く作るのがキモ。
できれば全編通してオクターヴ内に収まるくらい。

なんでそんなに音域狭いの?

それは、声優さんがそのキャラの声を維持したまま歌える音域は限られているから。

音域ハミでるとキャラが変わっちゃうんです。」