嘘の息子覚書控え

本家の控え

2019-09-13

思い立って、k女史に無事を連絡。後学のために給水と電源を見たものか。

某所より。
「ヒーローの物語が語られ、語り“継がれる”のは何故か?例えヒーローになれなくても、ヒーローのように生きられなくても、善き生き方、善き行いというものがこの世にあり、それに自分や他人が倣うことができるかもしれない。そういう「可能性」をひとかけらでもこの世に存在させられるからなんだよな…」
典雅と愛がすべて。『式神の城』外伝を思い出す。
「我々が喩え偽物で途中で死んでも、手本がある限り、いつか本物がやってきます。だから、我々が偽物であろうと本物であろうと、やることは同じです。エレガントに。エレガントに!」
もう平成の世も終わってしまった。

「だが「面倒くさい」は人に言いたくない。
職場で何か頼まれたときに、「面倒くさい」などと言おうものなら、「ダメなやつ」と思われるし、自分が面倒くさがりだと認識するのはプライドに関わる。

だから表側は皆、「効率が悪い」とか「費用対効果が合わない」とか、きれいな言葉で繕う。

実際そうかも知れない。

でも、私が知る限り、動かない理由の本音は殆どが「面倒くさい」だ。」