嘘の息子覚書控え

本家の控え

2019-10-03

BSプレミアムで『悪魔の手毬唄』。番組後に座談会めいたコーナーがあり、金田一耕助で登場するややこしい人間関係、あれは作者の生い立ちに由来するものなのだとか。あの乱れに乱れた家系図を毎度面倒に思っていたけれど、もし生い立ちが複雑なものだとしたならば、そのややこしさの方が作者にとっては自然だったのかなあ。

裏では、『ジョン・ウィック』をやっていた。殺し屋と犬の映画なので、Zはきっと観ていただろう。3作目以降を見逃して、きっと悔しがっているに違いない。

「虐待の過去のある子供らの対談で一番ゾッとしたのは、
「何で逃げなかった別の大人に助け求めなかった言われるけど、その先にあるのはリアルな死」
「だよね、連れ戻された時点で確実に殺される」
「そうそう間違いない」
まあ、その通りだと思うよ。安全圏からのアドバイスなんて何の役にも立たない。

よく9月1日に、学校が嫌なら行かなくていいんだよ電車に乗って海まで逃げちゃえみたいな糞ポエム投稿されますけど、普通に夜に親にぶん殴られて翌日は学校で締め上げられて反省の作文でも書かされるのがオチで、素直に学校行く方がまだマシですよね。」