嘘の息子覚書控え

本家の控え

2019-12-03

石持浅海の『不老虫』をパラパラと。表紙イラストの絵柄に見覚えが無いような有るような……と思ったら、内田美奈子だった。そりゃ、比べるのが『高飛びレイク』だから見違えるのが当然。ざっと検索してみたところ、作者は触手もの(それだけではないけれど)に挑戦した1冊だそうで、触手ものかあ。一般的(だろうか?)な触手ものに登場する触手というと、鳥居の注連縄ほどとは言わないものの、太くて長いイメージがある。菊地秀行の『妖戦地帯』に登場したのは、もっと細いのも混ざっていたかな。竹河聖の妖聖シリーズに登場したのも、もっと細くて短かったかも。で、この小説に登場する触手は虫がモチーフなので、もっともっと細くて短い。うーん、触手かあ。DAN君ならば一家言を持っているだろうけど。

ふの付く某所で紹介されていた、webコミックの『まもりママはお喚びじゃないの!?~異世界息子反抗記~』を読んでみた。順番の問題で、『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』(未読・未見)の後追いに移ってしまうけれど、面白かった。

「エポックメイキングな作品も後から見ると後追いに紛れて粗の方が目についちゃうのは勿体無いよね…」