嘘の息子覚書控え

本家の控え

2020-01-08

某所より。
「昔、「一体エロゲは恋愛するゲームなのか、それとも女の子のトラウマを解消するゲームなのか」みたいな問題提起をした覚えがある。なお、結局今でも結論出てない。」
一般的に、限られた範囲での一般的に、トラウマ解消ゲームが流行りだしたのは、『To Heart』(1997年5月)から『ONE ~輝く季節へ~』(1998年5月)を経由して『Kanon』(1999年6月)に至った2年間と見なして間違いないだろう。それから20年強、さすがに今もトラウマ解消ものが主流ではないと思うものの、もう最近の流行りが分からないので何とも言えない。幅を利かせているソーシャルゲームではどうなのだろう。

ところで、昔に誰がコメントしたのだったか、『同級生』(1992年12月)や『同級生2』(1995年1月)では(トラウマ解消ゲームが「おかしくなった女の子を恋がまともにする」(大意)のとは逆に)「まともだった女の子が恋でおかしくなる」(大意)という筋書きだ、と指摘していたのが印象深い。『同級生』と『To Heart』は、主人公が「その気になれば何でもできる」能力で共通しているというのに。

ガルパンカップリングの8割くらいは強めの幻覚なんだよな……」