嘘の息子覚書控え

本家の控え

2020-01-23

今月の週末のいつだったか、たまたまBSプレミアムで放送している『主任警部モース』を見ていたら、脳に腫瘍ができて日常生活に支障をきたしている女性教師という役がいた。会話に出てくる相手の名前を頻繁に取り違えたり、車庫入れで車をこすってしまうので生徒(?)に運転を頼んだり、その他いろいろ。脳の病気で車の運転がおかしくなるという描写で思い出すのは、かつて「OUT」誌の編集だった故RⅡ氏。やはり車幅感覚がおかしくなって車庫入れができなくなったとか、ナンバープレートの数字の一部が読めなくなったとか、亡くなった後に某所で家族が回想していたのが頭を過ぎった。試みに検索してみると……2015年10月、「暗根忌~RⅡさんをしのぶ会~」というイベントが開催されたのだとか。編集長が変わると雑誌のカラーが変わるのだと知った、遠い記憶。

「滅多に出ない式典やパーティに出る皆さん……聞こえますか……
スーツは必ず……参加3日前までに…5分以上、歩いて座って試着するのです……
入らないは、わかります……動くと、ホックやジッパーが飛ぶことがあるのです……
当日では修正が効きません……試着するのです……

(さーて、縫おう……)」