嘘の息子覚書控え

本家の控え

2020-02-29

「教養がないと文学と中二病の見分けがつかないからな。教養があると中二病と文学に差なんかないということがわかって中二病を馬鹿にしなくなるという」

「最近は、ごっこ遊びの切なさのことをずっと考えている。青春をまともに過ごせなかった人間の青春ごっことか、正しい夏を過ごせなかったおじさんによる週末旅行(田舎の夏ごっこ)とか。本物ではないからこそ、本物を模倣してもごっこ遊びにしかならない切なさが、何となく好きだ。」

ナンシー関のコラムで「CMのギャラがバカ高いのはその人の人生を買ってるから。今後どれだけ良い歌を歌おうがこの人はちらし寿司のオッサンだと思われる代わりに大金をもらう(意訳)」というのを子供の頃読んで笑ってたが大人になって不祥事を起こした芸能人のその後を見ると染みる」

「>トリビアの泉で忙しい楽器も殆ど出番が無い楽器も給料は同じってやってたな
昔それ見た時は不公平と思ったけどよく考えると出番の少ない楽器ほど挽回のチャンスもなく全てを掛けないとならんわけで
お前の出番真ん中の一回だけな!その一回外したら前も後も全部ぶち壊しな!分かってんな!よし数十分直立待機!
死ぬわ」

「(初めての彼女)
フルプライスにふさわしい、貴重な「読める」抜きゲ―。制作者の魂が入っているのがよくわかる。最初は風俗嬢で寝取られゲ―って不安だったけど、風俗をよく活かしつつ子どもが大人になるという青春要素と寝取られ要素をうまく配合し、救いのない最高に胸糞悪く後味の悪い作品になっている。終わった後はうまく言葉がでてこない喪失感と虚無感に襲われる、この感覚は良作の証なのである。」

「明日も自分に甘く、人に優しく生きたい。」

「一人でもいいから、心から誰かを愛することができれば、人生には救いがある。たとえその人と一緒になることができなくても」

「作戦を立てるときには補給、戦略、戦術の順番で、報告するときには戦果、戦略、投入された物量の順番で考える。」

「今日通勤中に、近所の小学生が「水の呼吸、二の型!」とか言いながら木の枝振り回してるのを見かけた。こういうのも時代とともに変わるんやな?、おじさんはね、牙突が使えるんだ。」

「もっとアレなのは、「楽しいものが楽しめなくなった。つまらなくなった」と感じたらメンタルの重大な危険信号なので、睡眠時間が足りてないとか、ストレスが溜まってるとか、いろいろヤバイ兆候であり、「最近のアニメはどれもくそつまんねえなあ」と思ったら製作者よりも自分のほうがヤバイことが多い」

「これ、いろんなデザインや設定について「こいつの独自性だから真似しちゃいかん」から「定番として適宜使っていいパターン、ジャンル」にシフトする瞬間があるんだろうなぁ。」

コミティアの本はうっかり逃すと永遠に買えないやつ多すぎる…」

「ガプンの若者たちはなぜタヤップ語を話さなくなったのか。その理由のひとつは、こう表現してよければ、「親や老人たちが鬱陶しい」からである。じつは若者たちはタヤップ語を理解できないわけではないし、それを話せないわけでもない。ただ、彼らがタヤップ語を使うと、周りの年配者から痛烈なツッコミや非難を浴びせられる。「それは正しい表現ではない」、「その場合はこう言うんだ。そんなことも知らんのか!」と。そうやって恥をかかされることにうんざりして、若者たちはタヤップ語を口にしなくなってしまうというのだ。著者はこんな結論を引き出している。」

「以前「ビキニアーマーの源流はベリーダンスまで遡る」って考察があって感心した」

「総括すると「あの頃2ch以外の何を見ていたか」を少しでも語ると同じネット時代を生きていた人には全てが見えてしまうので現在Twitterでそれなりのポジションに居るので弱みを握られたくないやつは「2chだけがインターネットじゃない!」とは言うけど それ以上の事は黙秘するんだ」

「でも「君のことなら全部わかるよ!」というと「は?(キレ気味)」となる。

0点なんかじゃ許さない!
100点とる人 大嫌い!

というしちめんどくさい女心。」

「答え篇:大学院に入った初めの頃、ある先輩から、とりあえず困った質問が来たら、まず一言「大変良い質問ですね」と答えろと教わった。数秒心を落ち着かせる時間ができ、何となくわかっている風な感じも出せる。何より相手を悪い気持ちにさせず、その後の追求が柔らかくなるとのこと。」

「基本的に
・とりあえず概要を把握する
・系統立てる
・学び漏れを繰り返し行ったり来たりして復習
・再確認
これの繰り返しです
行き詰まる場合はだいたい、再確認がうまく出来ずに概要や系統立てに失敗し、復習せずに同じことを繰り返し、新しいことだけ欲しがるパターンが多いぽいです」

「>書く側はよくやっちゃうやつだけど最初に設定だらだら垂れ流すのは基本的に悪手だぞ
>設定はしっかり固めておくに越したことはないけど
そいつが誰かよりも何が起きてるかをまず知りたいよね」

「マネジメントをする立場になるなら知っておいた方がよいと思うのですが、全ての人類が自分自身の成長を常に望んでいるわけではありません。成長を志向していない人間はむしろ多いということを認識してからがマネジメントの醍醐味です。頑張りましょう。

実は私30歳くらいまでこの認識を持っていなくて「人間は全て成長を志向している」と無意識に思っていたんですよね。危険思想でした。

私にこれを気づかせてくれたのは「優秀で仕事にコミットすれば今よりも全然成果を出すことができるんだけど、コミットしたい先は仕事ではない」人たちでした。それまで私は仕事っていうのは常に自分にストレッチをかけていくものだと思っていたのですが、そうではない世界が広いことを知った感じです。

効率化についても同じようなもので、経営者界隈にいると効率化って至上命題のように見えることすらあるんですが、ほとんどの人は効率化って別に求めていないんですよね。むしろ効率化を実現するために何かを変えることに抵抗感があったり、何かを早く終わらせること自体に価値を感じなかったりする。」

「「知ってることと少しでも違うことを見つけた瞬間に相手を見下して暴言を吐き散らかす」みたいなオタク特有の最悪さ」

「いつも言ってますがリアリティや整合性てのは世間では「面白さが見当たらないとき」にはじめて気になり出すものです。「“面白い”が存在しなかった」の言語化は困難なのでカンタンに言葉を並べられるアンリアルな箇所の指摘や辻褄合わせの不備なんかに流れてるだけです。それを言葉どおり捉えては躓く。」

「職場の人に飲み会で「エッ?!飲めないの?!」と言われ、オッ来るか?人生の半分損?!と思ったら
「ずっと正気なんだね……凄いよ…俺は酒が無いともうダメだ………」って悲しい事言われて思わず日本酒お酌した。」

「先日、友人とホラーゲームしてて、ドアから鼠が出てきた時に「止まって。間取りからしてそこは風呂場だ。通常生ゴミはないはず。餌になる何かと、逃げて来た所から加害者側の何かがいる。部屋のサイズ的に恐怖演出直後に近距離での戦闘が予想されるからショットガンで」って指示出してドン引きされた。」

「西原の「子供は想像力が貧弱だから簡単に人を殺すよ」だけは傾聴に値する。
酒鬼薔薇事件発生直後、犯人は知能の高い大人のサイコキラーだって説が喧しかったときに神足裕司だけが「こんな残虐なこと子供にしかできない」と指摘したらしい。さすがや。」

ディアブロ2、PSOFF11あたりの
黎明期ネトゲの中毒性は当時リアルタイムでやって無ければ
いまひとつピンと来ないかもしれないが
今みたいなネット環境がない時代にSNSとソシャゲがくっついた様なゲームだったから
多くの人が人生狂わせたのだ...」

「子供の手を借りねば喧嘩もできぬ腑抜けか。僕などという男はこれだから信用できん。
それにひきかえ、これは小さな勇者の手だ。ドクター・メフィストは手も足も出なかったと覚えておきたまえ」

「>章終わりに良ければ評価お願いしますと書いたぞ
すべてのページの終わりにやられると本当に醒めるのよね
誰ぞが言ってたエロマンガのページごとに作者近影が差し込まれるような興醒め感がある」

「仮説、日本が「新しいものを生み出す」より「成功したものを輸入/模倣する」事に長けた場なのもあるかも。周りでチャレンジ/失敗を見る機会が少なく、お客様的に評価する方になりがち。目線が検品なので厳しい。」

「成功したら「きっかけ作ったのオレ」とかドヤ顔しそうですし、失敗ならその過程を「愉悦…」とか言いながらコンテンツとして消費しそうですよね…」

「・モブ男子ポジションが何故必要なのか分かった。主人公の視点欠けを演出する時、作中に視点を補完する男性キャラがいないとお話がいびつになる」

「>若いうちにいろいろ失敗しとくのは大事だよな
部内でペーペーのうちは何にでも首突っ込んで失敗しておくべきだわマジで」

「昔は郵便配達員も現金輸送してたから銃装備
…そこまでしてたひい爺さんは山奥で殺されて見つかったそうだがね」

「わかりやすい「名前」が与えられた瞬間に失われる行動や感情のディティールがあまりにも惜しく、人間の感情や関係はパーセントで成分表示できるものでもなく、結局は一次二次問わず「創作者が上手く形にできない、創作者には解することのできない、二人だけの何かがある」ことに喜びを覚えてしまうんだ」

「>上様が出たライダー映画のパンフにこんな機会は無いからと雑魚敵が寄ってたかって上様に斬られたがったとあってだめだった
命が軽すぎる…」

富士そばで蕎麦食べてたらAI美空ひばりが普通に有線で流れてきて「ブレードランナーじゃん…」て雑な解釈になった

やはりテクノロジー、ハレの場で仰々しくやるよりもケの彩りとしてナチュラルに登場する方が圧倒的に強度がある」

ライトノベルでもマンガでもそうなんだけど、シリーズ展開が長期化し、作者の筆力が上がり、書けること・書きたいことが増え、おまけに人気もあるからそうそう打ち切りにもならない状態になったときに、初期の魅力だった物語のスピード感が損なわれていく現象はどうしようもないのだろうか。」

「>なんだかんだみんな好きね
嫌いだけど目が離せない
かなぁ」

「(実写ゆるキャンΔ)
>>実写犬子好き
>>俺のママになって欲しい
>19だぞ
それは時空の方が間違っているのだろう」

「欲望は判断を狂わすといいますか、目の前にチャンスがあると、本当のリスクが見えなくなる…」

「なんでそんなタバスコだけ飲むのとガムシロップだけ飲むのどっちがいい?的な極論振るんだ」

「面白いのが、読者が悪役令嬢目線で作品を読むほど、「何故、王子が悪役令嬢ではなく、メインヒロインを選んだのか」がよく分からなくなることで、メインヒロインほど腹黒かったり、王子が相当に頭悪いように見える。女性から見た元彼は、悪役令嬢ものの王子みたいなものじゃないかと思う。」

「学生時代から変わらない人みたいなの、変化や進歩が無いとかじゃなくて単純に最初から完成しているからだと思う」

「十代の頃の俺の哲学は固かった。
堅牢だが、柔軟性はなかった。
なので清らかだけど、正直、生きづらかったと思う。
いや、辛かったからこそ自分に厳しいルールを課していたのかな?
とりあえず、自分ルールに則っているうちは、とても硬い鎧で守られているような気はしたね。」

ゴッホゴーギャンの椅子って絵がもう「みてーーーー!!!これゴーギャンの椅子!!!一緒に住んでる!!!」って感じの勢い強くてキテル…ってなった」

「>>「伊賀忍法帳」原作は時空超越スッキリラストだったのに
>>映画だと「焼死した!」「あれ?火が消えた…」「ホホホ愛の力じゃよ」に変えられちゃってガッカリ
>NHKラジオの映画紹介だと(原作と違って)愛の力を見たかった果心居士もこれには満足みたいなラストだと説明されてた
ああ、そうか…果心は果心で人間に絶望して愛を信じたかったのか…
だから最後「ふん、惚れ薬か…」って虚しそうな顔するのね」

「当たり前の事を言いますが…

人は「当たり前じゃない事」が起きて初めて
「今まで当たり前にやってた事」をやめますからね…」

「>ちなみに非常勤の先生は授業しないと給料出ないから
>明日から休校になった場合1か月無給になるという残酷
そして大学の講師は役職付きの人以外はほぼ非正規教員
普段からフリーター並みの給料で生活ギリギリの上に奨学金受けてる人もザラなので
補填が無いとマジで日雇いバイトで食いつなぐような状況になるっていう」

「>俺私立の非常勤やってるけど普通に休みでも給料は出るぞ?
>公立は違うのか
コマ数×給料だからな公立は」

「まあ上手く回らない組織は内ゲバしだすからね」

以上。