嘘の息子覚書控え

本家の控え

2020-04-07

あやふや文庫を眺めていたら。
「楽しみにされていた方には残念なお知らせになりますが、ご友人の創作小説だったそうです。ご協力ありがとうございました。」
かつてLIは夏休みの読書感想文を創作小説で書いたことがあるそうだけど、今だったら書名をネットで検索された挙げ句に、教育的指導がくだされるかもしれない。古き良き時。

少し前の某所より、「週刊少年ジャンプ」でそろそろ連載が終わりそうだと見かけた、『鬼滅の刃』に寄せて。
「とある漫画で読んだそうなんですけど、車に轢かれて死んだ猫を、みんなが「気持ち悪い」と引いた目で見ている中、汚れも気にせず抱えて持っていける男だと。」
この出典探しはネットで話題になったようで、見回した範囲では、みず谷なおきの『人類ネコ科』がもっとも条件に近く映った。それはさておき、『寄生獣』を挙げる人も結構いて、ああこの項目でも『サンガース』は箇条書きマジックが重なるのだなあ。同じ猫でも、「雨に濡れた子猫を拾う」とはならず重なるのが面白い。W浅野ではなかったからか。

「昔は作家のすべての作品を読むのが当たり前だったけど、同じ作家でも面白い物と読めない物があると感じてる。」