嘘の息子覚書控え

本家の控え

2020-05-03

ふの付く某所より。
「>まぁそんなリリカルな思い出もみんな人妻になって
>最近聞いた話だと孫ができるって聞いた
高校卒業してすぐに子供作ったみたいだから」
これはもしや15年前の話の続きかな。以下、2005年での文章を再掲。
「「」は、女性の髪を梳ったおもひではあるかい?俺は、学生時代に、あこがれていた先輩がとても綺麗なストレートの黒髪だった。んで、たまたま二人で話していたときに、髪の話がでた。俺ははっきり言って朴念仁の上ヘタレだったが、なんとか「先輩の髪はとても綺麗です」ということだけ言えた。先輩は鞄を探って、小さな櫛を取り出すと、「それじゃあ、可愛い後輩である君は、私の髪をとかしてくれるかね?」とくすくす笑いながら聞いてきた。 手が震えるというのは比喩表現じゃなかったと思う。可能な限り丁寧に、丁寧に梳かしていく俺。シャンプーの良い香りと、野郎のものとは別物の感触。「気持ちよかった、また梳かしてね」 と笑ってくれた先輩。 今は人妻になってしまった先輩だが、時々脳内で俺の嫁。」
あれやこれやで40年ばかり前の出来事だったかもしれない。

「才能のある人たちは自己崩壊していく」