嘘の息子覚書控え

本家の控え

2020-08-30

米澤穂信の『真実の10メートル手前』をパラパラと。『さよなら妖精』に登場するキャラクターを使った後日談の連作短編集。表題作だけ、どこかで感想を見かけていたので、結末に至る展開が分かってしまった。良し悪し。2015年末の本だから、Zは読んだだろう。S君はどうかな、読めなかったかもしれない。

某所より、星海社FICTIONSで10月の新刊予定表に倉田悠子の『エスカレーション』、と。先日に復刊された『黒猫館』と『続・黒猫館』の合本が売れたようだから、別のシリーズも復刊される運びとなったのだろう。連名でいとうのいぢとあるので、表紙だけ担当かな?

某所より。
「あと前から申し上げておりますが、小説家のツイッターアカウントを見て「作品と全然違う」と失望するのは、パティシエの顔を舐めて「甘くない」と言うのに似てると思います。」
web小説では完結作だけ読むという読者層があるようだけど、護身の1つとして、すでに亡くなってる作者だけ読むみたいな読者層もいるのだろうか。

「大学の後輩が言ってた「二郎系ラーメンは、食べると元気が出るけど、元気な時しか食べられない」って言葉、非常に印象に残ってる。あらゆる現象に適用できそう」