嘘の息子覚書控え

本家の控え

2020-10-15

また『月姫』の話題を見かけたので、(あくまでも個人的な)記録をたどってみる。

まずウィキペディアの「2000年12月29日 コミケ59で『月姫~完全版~』を頒布。」以前はノータッチ、一切の情報を知らなかったはず。

月姫』の存在を、いつ、どこで知ったのか? 当時だとネットの個人サイトだったかもしれないし、草の根BBSだったかもしれない。記憶に自信は無いものの、「Colorful PUREGIRL」などの雑誌で紹介された?ような気がして、それも知名度が上がる一因だったのでは。

で、最初に記録が出てくるのは、理事会の2001年3月中旬。理事会のプレイ人口は他に1人、まだまだ知名度は高くない。

「「月姫」、修正差分をあててから途中まで。選択肢にカーソルを合わせるとフリーズするという力強いバグは無くなった模様。」
2001年3月31日記す。
冬コミから3月までの間に購入して、ある程度プレイして、3月末には修正パッチを当てている……のは事実。問題は、いつ、どこで、購入したか? 秋葉原の同人ショップで購入したのか、あるいは同人イベントで購入したか。ここで同人イベント情報サイトのケットコムを当たってみたものの、最古の日付が2000年4月23日(日)なので、同人イベントの線は辿れない。もしかしたら、同人ゲーム作りを目指していたASAが資料として購入したのを借りたのかもしれない。今となっては思い出せない。

「「月姫」フェスティバルの投稿プレゼントをダウン。」
「とうとうご本家のTYPE-MOONでも、「お祭りディスク」用のCG/SSを募集開始」
2001年4月5日記す。

「ええ、まわり絶賛しか聞こえないので、
すっげー欲しまってまいりました(笑)

4月11日前後に秋葉各店に委託?

#白本もだってさ。」
2001年4月9日、理事会より。
界隈で話題になってきた模様。

「ばおで月姫ゲット」
2001年4月10日、理事会より。
ばおとは秋葉原の「あきばお~」と思われる。

「どうやら「とらのあな」にも有ったらしいのだが、サイトで確認できていなかったので、「メッセサンオー」にて『月姫資料集』(TYPE-MOON)を購入、500円。いわゆる「白本」。B5の44頁、表紙は墨一色、どうやらデジタル入校らしい。ちなみに1部限定(『PLUS DISC』は3枚限定)という制限がかかっていたが、書店では珍しい処置。ひょっとして初か?」
2001年4月14日記す。

「結構数が出回ってきたので『月姫』の同人誌にも興味が薄れてきた」
2001年8月31日記す。

「8日には『月姫オンリーイベントの「月姫祀」があった」
2001年10月9日記す。

「「BrightSeason Ⅹ」の感想を読んでいると「『月姫』の翡翠琥珀の格好をした人が奇抜なメニューを云々」という記述があり、はて何事かと首を傾げていたら、同日同所にて「蒼月夜0.5」というイベント(おそらく『月姫』オンリー)が同時開催されていたらしい。」
2001年11月27日記す。

とらのあなで『月姫』のオフィシャルグッズ販売だそうで。」
2001年12月3日記す。

まんだらけでは『月姫祭』開催中」
2001年12月4日記す。

早い人は2001年のゴールデンウィーク前に、そうでなくても夏にはプレイ人口が爆発的に増えていた……ように思える。某板のログをたどれば、より精密な記録がたどれるのだろうけど、主観的記録、おしまい。

「「なんで同人小説書きはみんな狂ってるんですか?」
「まともなやつは足を洗うからだよ」」