嘘の息子覚書控え

本家の控え

2020-10-31

「家族や血縁が皆死んでいても、友達一人もいなくても、その日居酒屋でとなりのやつとなんだか話がもりあがってたのしく過ごして帰ってきた、で満足のいく人生ってのが、おれの考える人類の夢なんだよ。」

「昨年の院生が「集中して書く2時間のために、意味もなくだらだらする6時間が必要」って言ってたんだけどすごいわかる気がする。」

「我が子が「どうして勉強しなきゃいけないの?」訊いてきた。旦那が「ゲームのレベル上げと同じ。レベルが高いと使える魔法が増えたりお金が増えたりして冒険するのに便利だから。でもレベル上げだけじゃ必要なアイテムの情報を貰えなかったりするから、遊びも大切」って教えていたの、偉いと思った。」

「今、Girls & Sexというティーン少女の実際の性感覚、性行動、社会学を絡めたような本をAudio bookで読んでるんですが、女性は20代以降はセルフィーを撮らなくなり、だんだんSNSで匿名性を高めていく傾向があるのに比べ、男性は40代がセルフィーのピークと知って思うところあって笑っちゃった」

「TやPやマスターでさえあれば、外見も内面も性別も関係なく、何をなしたかもあまり関係なく、ただ共に過ごした時間の長さで好感度が上がるというのは、割と世界の真実の一部を映しているのではあるまいか。」

「作れる人になれるか、なれないかの。その、ずっと手前に。「自分以外の存在を破壊して気持ちよくなる側に、堕ちない」という、人としての分岐があります。そこに、堕ちさえしなければ。引き算の思想をはじめ、たくさんの物事を学んでいく道がひらけます。」

「ゲームの収録現場で僕が一番驚いたのは音響監督さんが声優さんに「うーん、今のままだとちょっとお姉さんっぽいから一歳年齢さげてくれる?」と指示を出して僕が「一歳って、そんな微妙な調整……」と面食らっていたら、声優さんが満面の笑顔で「分かりましたー」と即答して、きっちり演じた場面だよ」

「「昔はおおらかだった」とかいうのは
「弱い立場の奴らが黙っていれば物事はこじれない」という意味だからね」

「小説書いたりTRPGやったりするのに「今どきの学生の学校生活」についてまとめてある本とか欲しくなりませんか?
1クラスの人数とか、主な話題とか、タブレットの普及度合いとか…」

「人一倍壮絶な失恋をするという偏見を持っている」

「(亜空大作戦スラングル
>敵組織の構図がシンプルになった辺りからおもんなくなって見なくなった
自分は見てたが言いたいことは分かる
毎回バラエティに富んだ作戦やってたのが
単に戦争物になった部分はある」

「大人は妥協を覚えるけど思春期って一番他人にも自分にも妥協が許せない時期だよなぁってなる」

「自分以外NPC思想のタイプは怖い
困ったことに現実でも1割はいる」

「似たような設定があるから書くのやめようなんて言ってたら手塚治虫星新一以外誰も書けなくなるぜ」

「>でも今回の樋口の思考論理は
>ゲーテってよりバルザック
バルザックがよく言ってる男女観の化身みてーなこと言ってるよな」

ゲーテ作品は今でこそ古典文学ですが当時は思春期特有の病を引き起こす読むインフルエンザと揶揄され若きナポレオンも愛読した程です」

「樋口の内面は大体中学生男子メンタル基準で考えたら割と単純に紐解けると思う
Pに対して言ってることがほとんどマウント取られたみたいでムカつく!!に集約されるし」

「多少図々しかろうと自分の居場所をキープ出来るのは美徳なんだよなあ」

「野球やサッカーなど他のスポーツなら、プロに敵わないのは当たり前に受け入れられるのに、格闘技だけは本気を出せば通用する様な気になっている素人が多いのは、本当に不思議です。」

NTRとは『自分からはどうしても切り離せない大切な何か』を軸とするものなのでこれもNTRです」

「大切にしまっていた宝石がみんな持ってるただのビー玉だったって表現残酷すぎて好き」

「斜に構えてるところに特別なものを与える
その後それは別に誰でももっているものだという事実をつきつけるのは思春期に効く」

「知らないテレビ局の人から挨拶されるオーラは逆に日常生活だと生きづらいだろうなって思う」

「悪い子ではないのだ
悪い手でもとらないと自分は置いて行かれると思い込んでるだけなのだ」

「90年代のヒット漫画を今からアニメ化。 確かに有効なアプローチではあるんだが「現代物」が「時代劇」になってしまう齟齬をどうするかという問題はあるんだよな。

概ね今に近いテクノロジーが普及していながら「携帯電話」だけが欠けている(=日常の習慣や規範が全然違う)という時代。」

「作家には若くなければ、未熟でなければ書けない領域が確実に存在する。逃すなかれ。気にするなかれ。反省は完成してからやろう。」

以上。