嘘の息子覚書控え

本家の控え

2020-11-27

何ヶ月か前は第二十四回までしかなかった「骨喰丸が笑う日」、第二十五回が更新されていた。隣の「星光を継ぐ者ども」が第十六回までで、並んだのが八の倍数だったから、第二十五回が新作なのは間違いない、はず。連作短編集、ようやくスマホが登場して現代が舞台になったようで、馴染みやすかった。次回作はいつかなあ。

某所より。
「小学校高学年で「燃えよ!ドラゴン」を観た時の衝撃。何せあんなアクション観た事ないのですから。教室で発狂状態になった男子たちに冷たい視線を送る女子たち。しかし彼がもうこの世にいない事実は子供には残酷過ぎました。その後の枯渇状態、同世代ならお分かりのはず。」
高倉健のヤクザ映画を観た観客は肩で風を切って歩いたそうだけど、ブルース・リーを観た少年は怪鳥音を上げながら電柱を蹴って帰ったと聞いた。

「大学院時代にアシスタントについた統計学の教授、めちゃくちゃ説明が上手で、「先生の説明は何でそんなに分かりやすいんですか?」と聞いたことがある。彼はちょっと考えて、「僕は自分に説明するつもりで話してる、生徒のことは緊張するからあまり見てない」と答えた。この回答、後々まで役立った。」