嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-01-31

「「人は思春期に夢中になった音楽を一生聴き続ける」というのは(最近も研究論文が出たらしい)たぶん本当で、自分はモーツァルトを筆頭に、マーラーワーグナーら、中高生のときに一番聴いていた音楽が頭の中でよく鳴っている。

これがミクやボカロになっている若い人たちがもう珍しくないんだな。」

「天気の子はほんと「2000年代セカイ系エロゲのPS2コンシューマ移植版全年齢向けがアニメ化したようなアニメ映画」としか表現しようがないんだけど、この世でこの表現が伝わる範囲が狭すぎる。」

「勝つことが大事じゃなくて勝とうと努力して頑張るぐらい熱くなることが大事なんだ」

「物語こねくり回して考える人と直感的に訴える方が好きな人だったり色々居るよね」

「帆高が拾った拳銃マカロフは9発装填できるので、2発撃って7発残っているはずです。負債を子どもに押し付けて、のうのうと良い暮らしをしている大人は許せない!最後は暗転してから「ダン!ダン!」と銃声2発、須賀と瀧の祖母にぶち込んで欲しかった。フィクションなのだから帆高は姿勢を貫いて、理不尽な社会に牙を剥くテロリストになって欲しかったです。」

「>下戸って人生の半分くらい損してる
酒飲みは人生の半分棒に振ってるじゃん」

「>なんなの?データ抜くと物理的に軽くなるの?
電子の取り分」

「早川で最初に声をかけてくれた担当さん(溝口さんとは別)に裏世界ピクニックの構想を話したとき、「SF作家さんみんな『ストーカー』やりたがるんですよね」って言われて、ですよねーってすごい納得したということがありました」

「前も書いたけど、「中止」は前日でも決断できるし実行できる。「開催」は当日までずーっと準備していないと出来ない。「明日やります」は不可能。
なのでイベンターというものはずっと開催に軸足置いていないといけないのですよ。
だもんで今とてもしんどい。みんな優しくしよう。」

「結局、教育ってのは、思い出作りだからね。」

「>警察と拳銃が天気の子なのか?
>陽菜と帆高の物語にもっと特化した方が良いんじゃないか
社会的道徳に背いてでも己の正義を貫くやつを描くってのがテーマの一つでもあるので社会的道徳の化身たる警察と敵対するのは適切だろ
拳銃はあった方が話がスムーズに回るただの小道具」

「自分の100%でその作品を愛してるとその作品から「愛せないもの」が出てきた瞬間にバグが起こって「こんなにもこの作品の事を愛してるのに、こんなものを生み出したこの作品が許せない」と愛憎が反転するオタクを何人も見てきたので、大体7割くらいで作品を愛すのが良いのかもな 残りの3割は許容に使う」

「50代目前にすると「もう残り時間も見えてきたからつまらない本とか映画に費やす時間はないな」という思いも出てくるのだが『ヒドゥン2』とか観ると、「これはこれで悪くないな。というか名画だけで人生充実させようとかさもしい考えだな」と思い直す。」

「思いついたギャグを思い止まれないのは老化、という文章を読んだので横になっています」

ガオガイガーエヴァの毎回背水の陣っていうフォーマットに着目したのがすごい」

「学校の勉強はまあまあ得意(あるいはものすごく得意)だが、スポーツが苦手、人付き合いも苦手、というタイプの人が結構いる。マジメで不器用なタイプ。こうした人はなぜ不器用なのだろう?ずっと観察してきた結果、「意識ですべてを制御しようとし過ぎ」ではないかということに気がついた。」

「>女性作家の男子高校生もの見てる時と同じ感覚かな
だいたい「度胸のある女子」の振る舞いなんだよな
そして男性作家の女子は実質かわいいおっさん」

「イニDみたいな語り口のファンタジーってどんなんだろう…敵を切り倒しながらオレははがねのつるぎの血統に脈々と受け継がれている孤高のスピリッツが好きなんだ…ってモノローグで言ってたりするのか」

「新卒の時に上司に言われた「20代は劣等感をエネルギーに変えれる人が強い。30過ぎてからは好奇心を維持出来る人が強い」というの、金言だと思ってる。」

「(アイドルマスターシャイニーカラーズ)
浅倉ではじめて好きなキャラの陵辱とかそういうの見たくない人の気持ちがわかったよ」

「好きなキャラで抜けないというオタクなりたての頃の気持ちに久々になった」

「(押井守
>「あるはずの無い絵空事、あってもいいよな世話話、話にならない世迷言
>それが物語と呼ばれるものの正体なのだ」
>正しいかどうかはともかくものすごく納得した
「物語の本質とは終わらせることに他ならない」「真に生きられる物語には始原も展開も終局もない」や「未知なるものの訪れ或いは新たな設定による斬新的な展開に物語の可能性を求め続けてきたことが、実は物語の可能性そのものを簒奪し続けてきた逆説がまだわからんのか!」も好き」

「独居のオタクが好きなものに囲まれて急逝した事を、「孤独死」ではなく「討ち死に」と表現したのに感銘した。」

「>性欲って突き詰めると哲学になるよね
まあ本能に後付けで屁理屈捏ねてるところは確かに哲学に近い」

「昔、出稽古先で出会ったとても強い人がいて、しかし非常にいい人で、いろんな技術などを惜しみなく教えてくれた。稽古後、敬意とともに「強いですね」と言うと、そのアニキはニコリとしながら「弱いからいつも練習してんですよ!」と。立派な人で、今なお忘れらん。」

「>良くわからないけどわざわざ教え無くてもいいじゃんこんな事…
悪役には自分の悪事をひけらかして気持ちよくなりたいという習性があるから」

「20歳くらいの時結構SMに凝ってたんだけど、ある時プレイした女の子を拘束して「今からどうして欲しい?」って拙いながらに言葉責めしたら「えっ、もんじゃ食べに行きたい」って言われてそこからSMやめたんだよな」

「国語と算数とコミュニケーションが出来て法律を理解できて機転が利く人、基本的には犯罪やらない方が儲かるので、犯罪者ってのは好きで好きで仕方なくてやってるか、あるいは致命的に社会生活がやれない欠点を持ってるかどっちかなんですよ。犯罪組織のマネジメント本当に大変。」

「「自分で自分の機嫌を取る」が、悪い意味での自己責任論に近くなってきたので、元々の意味合いである「不機嫌な時に他人に当たり散らさないようにしましょう」に経ち戻ったほうがいいと思うの。

インターネットで「気の効いた言い回し」をやると、たいてい意味が歪んでいくよね...」

ダブルヒロインの片方がイジメ殺されて、もう片方が残った身体にパイルダーオン
この言葉で勧められて買ったら大当たりだった」

「>スレイヤーズのすごいのは長編でシリアスの短編連載でバカ話のフォーマット確立させた事
凄いというか神坂がやり遂げてしまったせいで他の作家もやらされる羽目になり
そして大抵の作家はできなかったのだ…」

「コロナ禍なのでなかなか難しい面はあるけど、お酒飲んで若い女の子と話したいなら、今はコンカフェではなく周辺のガールズバー行ったほうがコストパフォーマンスよくオタクな話含めてできる。所謂萌えブームの頃とは違いオタク文化は広がっているのだ。」

「推しのいる生活は潤う」

「「また異世界ものか、皆飽きねえな」と思う人は、かつて自分の親世代が、飽きもせず時代劇にかじりついていたことを思い出すべきだ。「ここではないどこか」が共通し、しかしそこに「我が国日本」や「古き良き時代」といった可憐なリアリティは陳腐化して脱落している悲しい現代を透かして見るべきだ。」

「裏世界ピクニックがまるで安達としまむらの後番組のようである」

「(火を継ぐ者たち)
>幼少期はスーパーナメられ傀儡スルタンで有名なメフメト二世か…
>なのでその時ナメ腐った部下は覚醒後念入りにころす
概略でも自分を追放した宰相一族皆殺しにするあたり読んでてスッキリしてしまった
これが追放もの人気の秘訣か…」

以上。