嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-02-20

そもそも昨日の深夜から体調はおかしくて、部屋を行ったり来たりしてると、時計回りに反転する場合だけ頭がクラリと揺れる。そして腹部膨張感。葛根湯を飲んで就寝したものの、確実なところで5時前、正確にはそれより何時間前になるのか、発熱で目が覚める。以降、熟睡が縁遠くなり、間断的睡眠と猛烈な腰痛。そして、左棘上筋腱だろうか、心臓の後ろあたりにごく短いワイヤー付き鉄球でもピン留めされたかのような、迂闊な姿勢を取ると顔をしかめたくなるほどの、筋肉痛。水系統の爆弾魔が人質、みたいな取りとめもない妄想に囚われるうちに、夜が明ける。午前から午後にかけて、華氏100℃を超えていき、食欲はなく、ペットボトルのお茶だけを飲んで、ひたすら横になる。夜になって、少しは食べたほうがいいだろうかと、ヨーグルトカップを1個だけ。これがなかなか消化されず、体内に冷たい異物の残留感が長続き。体内時計が壊れたようで、寝ていようが起きていようが、とにかく時間が進まなかった。

「年寄りが若者に説教したがるのは、自分の人生の if を傍観者として疑似体験したいという欲望の現れであって、要は異世界転生モノなんだよ、という話をしていた。」