嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-03-17

ふの付く某所より、『少年のアビス』に寄せて。
「この漫画を読んでて
過去にもこんな気分になった事あるなと思ってたら
思い出したわ
エロゲーの雫をプレイしてるときの気分だわ
あの陰惨で閉鎖的で無力な自分ではどうにもできない雰囲気
あれと似てる」
Leafの『雫』は未プレイ、ノベライズも未読なのでよく分からない。Tacticsの『MOON.』やCRAFTWORKの『さよならを教えて ~comment te dire adieu~』も未プレイ。CRAFTWORKの誰かに「窓ガラスのへのへのもへじ」のテープを郵送した記憶はもう曖昧で、幻な気もしてきた。

「馬を経済動物として使い倒して殺してしまった話がその死の翌日から「伝説」としておセンチに消費されていくという現実にノるかノらないか、って話は大学の時のバイト先で聞いてちょっとだけ背筋伸ばした

「なんという悲劇だ!」と口にした瞬間からそれは現実でなく伝説と伝説を目の当たりにした自分というストーリーの中に自分を落とし込んで酔っている事だけは自覚しろ。ともな。

まあその人、競馬とパチンコと風俗狂いだったわけですけど、現実を理解した上で「遊び」に金を突っ込んでた人なんだなとは思い出して改めて思うわ。」