樋口有介を続けて読もうと、『風の日にララバイ』の文庫本をパラパラと。ハードカバーの記憶と違ってるように感じたのは、デパートでマドンナだダイアナだと持ち出した辺り。気になって読み比べたら、その直前の背広にまつわる話も文庫本で追加されたエピソードだった。
ふの付く某所より、『少年のアビス』に寄せて。
「ショベルカーの花言葉は贖罪だっけ
先生の明日はどっちだ」
「ワゴンRの花言葉は確か「無垢の愛」
柴ちゃん勝利確定だね」
ゲシュタルトが崩壊する。You TubeのヤンジャンTV、「SNSで話題の「柴ちゃん先生」を日笠陽子さんが熱演!絶望の深淵に漂う少年のスーサイドラブストーリー「少年のアビス」第4巻発売記念!衝撃PV!」。日笠陽子の声だと汚れが足りないような、しかし、むしろそこを狙っているのかもしれない。
「どうか好きな作家の本買ってね、金ないなら図書館で借りて貸出実績つくってその作家の本が棚に居続けられるようにしてあげてね、そしてSNSで感想を呟いてね、そうしたらその作家にまた仕事依頼ひいてはお金が入って、そのお金で作家は生活・取材・勉強・資料購入ができて、読んでまた書けるんだよ」