嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-03-20

もっと樋口有介を読み返したくなって、『初恋よ、さよならのキスをしよう』の文庫本をパラパラと。この本はハードカバーでは読んでなかったかな、違いが分からない。シリーズ第2作、最近の作品はネットも登場させているが、文庫でも1995年なので設定がいろいろと古いなあ。昔は気にならなかったけど、犯行の動機と言うよりは、被害者が殺される理由と呼ぶ方がしっくりと来る。さよならもしたくなる。

そろそろ桜が咲き始め、明日は雨という予報なので、ソメイヨシノより早く満開になるはずの福星寺の枝垂れ桜を見物に出かける。満開ですでに散り出していて、生憎の曇天。花の量が記憶の半分以下、3割くらいかもしれない。一昨年の台風で枝が相当に折れてしまったのだろう。

相撲中継が終わってまもなく、宮城県沖を震源とする大きめの地震が発生。横揺れの時間が長めで酔いかける。震度の割には本が1冊も落ちなかった。

「マレーシアやインドネシアのBL二次創作(!)を読めば分かることですが、あちらでは読者数を確保するために創作者は英語で書いてます。

そして途中で力尽きて母国語比率が上がり、やがて全部母国語になります。そんなのでええんやで。」