BSプレミアムで『ウルトラセブン』4K放送の第1話。ウルトラ警備隊の各メンバーが出身地まで紹介された後なものだから、風来坊のモロボシ・ダンの怪しさときたらこの上ない。基地に迎え入れられ、難題解決は科学班の技術力を掌握済み、ウルトラホークで一緒に出撃して、クール星人撃退の功績をもってウルトラ警備隊に編入まで決まる。怪しい。ウルトラ洗脳術を使ったと言われても納得できる。ところで、第1話ではウルトラセブンという呼称が登場せず、唐突に現れてクール星人を殺害して人質を開放して唐突に去っていく、ただの謎の巨大人型でしかないとは思わなかった。おおらかで豪快だった。
名古屋へ経緯をメールしたら、アルバトロ・ナル・エイジ・アスカとは大違いだと返ってきた。奇しくもセブン1話は「地球は狙われている」というナレーションで始まる。
「コミュニケーション（特に付帯情報が削ぎ落とされる、デジタル上の文字を使ったやりとり）は、送信者に対して受信者が好意を持っているか悪意を持っているかで、極端にいえば正反対の意味に受け取ることができる（解釈は各受送信者の属性に縛られる）ということについて、もう少し広まるべきだと思う。」
