嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-04-09

『新・幻想と怪奇』、ジョージ・フィールディング・エリオットの「銅の椀」は陰惨な怪談。訳者の解説に拠ると、「このアイデアをそっくり使って、ネズミをネコに変えた短編がスティーヴン・キングの作品にある。」だとか。菊地秀行の『妖藩記』だったかで隻眼の同心が登場する話は、そうなるとスティーヴン・キングの短編をさらに戻したのか、それとも訳者解説の「既訳もある」の方から来てるのか、はてさて。

ブレンドして飲んでいたブルーマウンテンも尽きたので、珈琲豆を購入。コンビニで冷凍食品のアヒージョを買ってみたら、ブロッコリーとマッシュルームと海老にしっかり味がついていて楽しめたので、次はバゲットでも添えて食べてみたい。

一ノ蔵 すず音 Wabi、すず音より75ミリリットル多くて、やや芳醇、と。問題は甘さ。

「無印Anotherがwhat(何が起きてる?)→why(なぜそうなった?)→how(どうすればいい?)→who(死者は誰?)って感じでどんどん謎を切り替えながら話し転がすのに対して
2001は読者視点だと謎らしい謎がほとんどないから話が平坦に感じるところはあった
作者もこの手の話は初めてですげぇ難産だったみたいだ」