嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-04-10

松岡圭祐の『高校事変Ⅵ』をパラパラと。舞台は沖縄、ラストに出てくる「修学旅行ついでに国内反社の生命線を壊滅か」というセリフがおおまかな説明になっている。時事ネタとして日産自動車元社長兼CEOが楽器ケースに隠れて逃亡した件に触れ、登場キャラが国外逃亡目論む展開も。修学旅行ついでと言うものの、どちらかと言うと、修学旅行の八つ当たり。防衛ではなく積極的介入な辺り、今までとヒロインの行動が違ってきた。終盤の飛行機事故、ヒロインのために伸ばされる人々の腕という場面は、アレグザンダー・ケイの『残された人びと』を連想。コナンはハイハーバーの高波で腕をつかめば終わるのだけど、高校事変のヒロインはそういかないのが辛いところ。巻末のコミック化宣伝ページは前からあったが、この巻は解説が消えていた。

綾波レイを織機綺みたいに想像する某所でもあったけど、胃痛で重病を怯えるのは、そういう年齢に差し掛かってしまったから、仕方ない。

「二次創作でネタ被りしてそうな時「誰もが思いつだろうけどあえてかく」「自分はまだ煎じてないので」「何パターンでも見たいですよね」「課題曲」などと言うと心の平穏が保たれるのでおすすめ。」