嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-05-05

松岡圭祐の『高校事変Ⅶ』をパラパラと。序盤は1巻の半年前。中盤以降は時間が飛んで、6巻の次に当たる時系列となって、というトリッキーな構成。どちらも甲子園球場を舞台に長いドンパチのアクションシーン。樋口明雄は『爆風カーニバル』のあとがきで、ガイド嬢相手に突っ込んだ質問をしたという東京ドーム取材の話題を書いていたけれど、松岡圭祐はどんな取材をしたのだろう。このご時世、ネットだけでも甲子園の情報はかなりのものが集まるだろうけど、ベストセラー作家ならではの工夫もあったのでは。因縁の相手とは最終局面を迎える予感を漂わせて、次巻に続く。詠美って死亡キャラのはず?

締め切り明けでハイになったらしきk女史から連絡。専用病院は住所の詳細非公開ってまるで秘密基地めいている。歩いて行けない場所に建てるなら送迎は車になるのも考えられる。ゴールデンウィークを費やしたものの修正待ちの心配があるそうで、二足のわらじは大変ですね。

「世界オタク用語標準化会議とかやって数年間の激論を経て世界標準オタク用語定義書とかをまとめるとかしない限りは、語義の揺れを巡ってのやんやはこの世の終わりまでついて回りそうだわ」