嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021年5月15日

某所より。
「何もない普通の高校生が曰く付きの巨大な力を手に入れて日常が動き出すからスーパーカブはロボットアニメじゃんあんなの!!ロボットアニメの文脈ですよ!!高校生が原付っていうすごい力手に入れたら滅茶苦茶ヤバいよ!!小学生の頃自転車で「どこでも行ける!」ってなった完全上位互換じゃん!」
たぶん、力押し三五郎の『鬼屋繁盛記』が連載される前でひょっとしたら読み切りが掲載された号だったかな、「月刊OUT」のバイク乗り座談会で「漕がなくても進む自転車はなんて楽なんだ」みたいなコメントがあったのを思い出す。高校生ではないけれど、内田美奈子の「Take it easy!」では、ホンダのゴリラに乗った社長がちょっとそこまでの延長で苦楽に満ちた長旅に出かけてたなあ。内田美奈子は暴力抜きのたがみよしひさみたいな脳内カテゴリーかもしれない。

「『あークルーザー買ってオンナ乗せて洋上で全裸で以下略』とか言っていた元上司、独立して成功して20年後遂にクルーザー購入との事で、『どうなりました?』って聞いたら遠い目になって『そういうのは…もういい…海はいい…1人になれる…』とか呟き始めたので成功者も大変だなと思った。」