嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-06-30

「最近わかったのが、人間が職場に愛想を尽かすの、労働内容のキツさとかは必ずしも関係なく「バカにされてると思ったとき」だな。

あと「いかにも」な人が嫌がらせをしてきたり、見るからにバカな人がバカなことをしていても不快なだけだが、頼りにしていた人が全く頼りにならなかったときの方がダメージは万倍ですね」

「そもそも最初の一手として「知り合いが楽しそうにやってる」はデカい」

「だからもっと薄ぼんやりと適当に緩く許し合っていきましょうよ。」

「コイツ、周りが馬鹿に見えるタイプの馬鹿だな」

「声優顔ってのはピンとこないけどホリプロ顔とかアミューズ顔ってのはなんとなくわかる
そりゃ取る人の好みは反映されるよね」

「前に誰かが「声優には若手と中堅しかなくて間がなんて言ったらいいかわからない」と言ってた」

「ネタバレとはちょっと違うんだけどさ、例えばウマのアニメを見始めたばかりの人に「2期10話がやばいですよ」みたいなことを言うのあんま好きじゃないんですよ。構えちゃうじゃないですか。違うんですよ。僕はまったく構えてなかった人が時速250kmでハネ飛ばされたときの悲鳴が聞きたいんですよ(知るか)」

「やはりダンディズムの復権こそが歴史の名を借りたアドホックな好悪に対抗できるものではないか、などと思う次第」

「(少年のアビス)
ずっとアビスくんのチンチンが迷い箸状態だったけど
やっぱりナギがいいって本音が出た感動的な回だ」

「私にとっては音楽も映画も他者と共有してきたものではなくて、毎回暗い部屋で一人膝を抱え楽しむもので、何の希望もないつまらない人生に唯一の光を与えてくれた拠り所だったので、なんというか、不意に他者に好きな作品を聞かれるとメチャクチャ困ってしまうんだよな。恥部を晒している気分になる。」

「「落ち着いてください!怒りのピークってのはたったの6秒なんです!!」
「6秒以内に相手をボコボコにしろってことか?」」

「『ピグマリオン』の著者、バーナード・ジョーの言葉がまた良いのだ。

“人生とは自分を見つけることではない。
人生とは自分を創ることである。”」

「人とぼ関わりを減らすのは基本的にはコストカット(人と関わる事にはリソースが必要だから)なので、友達を作ると言うのは「コストを払っても友人関係を築きたい」からのアクション、みたいに思うんですよ。コストを調整出来るようになるのは成長と見ていいから「人と距離を置く成長」もありでしょう。」

「ヌードと着衣エロはジャンルが違う
ラーメンを食べたい気分とカップラーメンを食べたい気分が違うのと同じ
どっちも必要」

「ある人が「物語の終わりは歪(いびつ)なくらいでちょうどいい。長く語られるから」という理論を唱えていて、TVエヴァ、旧劇エヴァはバッチリ該当作だなと思ったんだけど最近逆襲のシャアを観てこれも該当する、と思った。」

「(喧嘩稼業)
>殺人鬼は継続的に脳内麻薬出させて枯渇させる作戦だと予想してたけど続きが来ない…
まあ再開してもしばらくは田島の目玉早押し競争だからな」

「結局現場の長が「切れて見せる」しかないんですよ。サルみたいな話だけどサルの流儀でしか制圧できない現場が山ほどある」

「完結エゲリオン総括。あの頃「エゲリオンをどうしても無視できなかったオタが、エゲリオンを本当に無視できるようになっていた、よかったね」に尽きるかとおもう。そしてそれ自体は、おもしろくもなんともない。だよね、どうしても無視できないのがおもしろいってことだもんね。」

「また、「理解されたい」と思う前に、まず相手を理解する努力を した方がたぶんいい。あらゆる人は主観的には合理的だ。 自分で自分をおかしいと思っている人は基本いない。 したがって、相手をおかしいと感じているうちは、 その人のことを理解できていない。 相手のことを理解していないのに、自分を理解してほしいと思うのは、 第三者から見て理性的な態度ではなく、立場を悪くする。 「理解されたい」は「言うことを聞かせたい」の婉曲表現にすぎない。 なので、そもそも理解という定義も効力もあやふやな概念に 頼らない方が、話が簡単になる。 」

「オタク趣味もスポーツも、それに縋るしかなくてそこに逃げ込むことが生命線だったような人と、経済含めての余裕から、完全に趣味として楽しんで没頭してた人が同じ場所にいたりするんだよな。」

「「私が悪かったです、次は上手くやります」に辿り着けないと、やはり人はくたばってしまいますね。「悪いと認めなければ悪くない」っていう幼児性から抜け出せない人に、未来はない。」

「人間、議論をしようとすると、つい「その定義は?」「まずその言葉の定義を明確にしよう」とやりがちなんですが、しかし、逆に、定義しようとすると遠ざかってしまうものがある。」

「結局のところ、人が何かをする時は科学的に正しいかどうかよりも、自分にとって信頼できる人間が太鼓判を押しているかどうかで決めるのです」

「「ダイナゼノン」は最後までテンションを保ったまま、
最終回の
「あの怪獣を倒さないとヨモギたちの未来がない」
「かけがえのない不自由を手に入れる」
という2つの台詞で、今期のベストにと思ってしまう。
「ダイナゼノン」の演出はカメラで撮影している、
ということを可能なかぎり徹底しているみたいに思えて、
他のアニメ作品とひと味違う感が良かったですね。」

「古典SFはあぁあれってこれが元ネタかみたいな感覚が楽しくなるフックがあって入りやすかった
幼年期の終わりみたいな話アニメで何度も見た」

「みんなが求めてるのは「真実」「真理」じゃなくて、「世間の常識」とか「世渡りの正解」。」

「最近の青春小説をいくつか読んだのですが、村の儀式や言い伝えが「奇跡」のきっかけになったりするポジティブなものとして扱われがちなのが印象的でした。

そういう要素が出てくると「醜い一族の争い」や「淫魔に捧げられる巫女」が浮かんでしまうので……『君の名は。』とかが大きかったんですかね。」

「30代のおじさん達が"あの頃"のサブカル受けしそうなエロゲーについて語る時、その後ろで数多の抜きゲー達が悲しそうな表情でこちらを見ている視線を感じることはありませんか?」

以上。