ふの付く某所より、日清食品のカップヌードルの話題。
「バブル期以降続くエスニック&スパイシーブームでチリ味が見直されたんだ」
発売50周年を記念して、人気商品の味を合体させたカップヌードルを発売するとか、カップヌードルソーダを発売するとか、視覚にとどまる分には楽しいかもしれないけれど、閑話休題。カップヌードルの中でもチリトマトヌードルは食べたことがなく、理由はおそらく『妖精作戦Ⅱ ハレーション・ゴースト』(昭和60年1月発行)にインプリンティングされたからではないかと思われる。以下、130頁2~6行目。
「「軒並み売り切れてやがらー。沖田あ、インスタントコーヒーしか残ってないぞー」
「こっちもチリトマトだけだ。フォークも全滅」
真夜中の男子寮金紺館。自動販売機コーナーの自販機は、売り切れを示す赤ランプばかりが並んでいた。やっとフィルムをつなぎ終わって買い出しに来た沖田と榊は、仕方なく売れ残りのコーヒーとカップヌードルを買いはじめた。」
かようにチリトマトヌードルは不人気だと思い込んでいたけれど、一度きりの人生、冒険してみるか。
「昼夜逆転のことを英語で vampire life って言うのかっこよすぎる」