樋口有介、ハルキ文庫の『横浜ではまだキスをしない』は未読で、どれくらい改稿されたのだろうかと思いながら、『ぼくはまだ、横浜でキスをしない』をパラパラと。表紙にモデルを使っているのは珍しくて、他だと『ともだち』の中公文庫版くらい？ 片親死別や両親離婚も各パターン出揃っていて、離婚済みの母親と同居は、この本だけだったような。
某所より。
「アメリカのチップ制度、ちょっとググってみたらチップをもらえるだろと給料をべらぼうに下げる経営者とか申告されない収入なので所得税取られないある種の利権であるとかバリバリ稼げるウェイターとチップを受け取る余地がないので収入が半分くらいしかないコックの対立とかなかなかに歪みがやばい。」
アメリカのチップ制度に初めて触れたのは、村上もとかの『ドロファイター』だった気がする。それとは別に、「チップは馴染まない/めんどくさい」みたいなのを読んだ覚えもあるけど、それは何だったかな。チップの相場の知識は、かなり後になってから接触したような気もする。
「この際だから、Google、Amazon、Netflix、Disney、Apple、MicrosoftでGANDAMでいいんではないのだろうか。」
