嘘の息子覚書控え

本家の控え

2022-03-01

『少女の時間』に新宿二丁目のバー「クロコダイル」が登場するのはすっかり忘れていて、ゲスト出演したのは『猿の悲しみ』や『笑う少年』の2人だろうと思われる。一方で、『猿の悲しみ』には柚木草平らしきキャラも座らせているから、樋口有介が自作でクロスオーバーさせる仕掛けはこの辺りから始まっていたのか。文庫の解説で大矢博子が書いている「「ミミズの研究者」なんかも話に出てくるぞ」とは、どの箇所だろう。山川六助刑事、3つのシリーズのまたがって登場する、便利な脇役。原型は、『風少女』の主人公のおじさんだろうか。この手のキャラは「しゅっとお茶をすする」描写が思い浮かぶ。

BSプレミアム、『ウルトラセブン』4Kリマスター版再放送、とうとう「史上最大の侵略(前編)」で来週が最終回。後編の方は、アンヌとの別れの場面とか、どこかで見た記憶が残っているけれど、前編は知らない/忘れてしまった?/覚えてない展開ばかりだった。セブン上司だけは、かろうじて、教養程度に。

「じつは「食事のバランスを一日でとる」のはメチャクチャ難しくて「週・月くらいで考えるのが現実的だよね」っていうの、もっと知られてほしい。」