嘘の息子覚書控え

本家の控え

2022-04-14

西崎憲編訳の『怪奇小説日和 黄金時代傑作選』をパラパラと。フィッツ=ジェイムス・オブライエンの『墓を愛した少年』やJ・D・ベリズフォードの『喉切り農場』のような、数ページの短編は簡単に読めていい。各作者の紹介文も面白く、不思議なアイデアがどこから湧いて出たのか想像すると楽しい。

某所より。
「高円寺の喫煙所に信じられないぐらいの美青年がいてどうしても目が離せなくて、そしたら目が合ってしまって、しかし青年は(ああ、またか…別にいいですよ、見ていても…)という顔をしただけだった。これが、格の違いか…」
西新宿のせんべい屋がちょっとそこまで出かけてたのだろうか。シリーズ当初は煙草をくわえることもあったけど、途中からめっきりそんなシーンは消えてしまったような。

Firefox、99から99.0.1にアップデート。上部は見切れたまま。あまり慣れたくないが、慣れるより仕方ない。

「「自画自賛は良くない」「満足したら成長は終わる」「お前より凄い奴がいる」
一見正論に見える呪いの言葉を、挫折と後悔にまみれた人生を送る人が吐くんぬ
特にインターネットは何者にもなれなかった者達の呪いの言葉で埋め尽くされているんぬ」