嘘の息子覚書控え

本家の控え

2022-05-28

アニメ化された電撃文庫の『86 -エイティシックス-』、その1巻を少しずつ。第23回電撃小説大賞の大賞受賞作。第1回と第28回との中間くらいの価格。

ふの付く某所より。
「混乱すると感情のスイッチバグるのはよくある」
Zが持ち込んだ映画『精霊のささやき』で、細かい事情は思い出せないけれど、衆人環視の中、男の子が突然泣き出す場面があった。当時はどうしてそうなったのか理解が及ばず、一緒に見ていたZに尋ねたところ、「混乱して泣き出すのはよくあること」(大意)と返ってきたのを思い出した。Zがこの映画を観た理由は、おそらく、音楽が川井憲次で、押井守好きな先輩に勧められたからだろう。『紅い眼鏡/The Red Spectacles』のサウンドトラックCDには、『精霊のささやき』の曲も収録されて、映画のエンディングテーマが「赤い光弾ジリオン お洒落倶楽部」でも使い回されていた。『赤い光弾ジリオン』の音楽は入江純だったのに、どうしてパロディドラマCDでは川井憲次が携わっていたのか、分からない。後年、「紅い眼鏡(完全盤) 」というCDも出て、こちらは『精霊のささやき』の音楽が外されているようだが、未聴。

「マニックピクシー地雷ガール」