嘘の息子覚書控え

本家の控え

2022-11-03

某所より、創元推理文庫版の『うしろから歩いてくる微笑』には、シリーズ全作についていた作者あとがきが存在しないとのこと。続編にして最終巻の構想もあったまま、作者が急逝してしまったので、こればかりは仕方がない。『ろくでなし』を書き改めた『夢の終わりとそのつづき』と、第2短編集の『不良少女』、忘れてるので読み返してみたい。

ふのつく某所より。
「(プロジェクト)A子もしばらく展開してたしなぁ
うる星の後夜祭みたいなノリだったな」
ウィキペディアを覗いてみると……『うる星やつら』の初代TVシリーズ終了が1986年3月で、『プロジェクトA子』の公開日が1986年6月21日、と。当初の予定通りに『くりいむレモン』の1作として制作されてたら、どんな内容になっていたのだろう。どこかで絵コンテのごく一部だけチラリとみた覚えが。

「「自分は(よい意味でも悪い意味でも)社会的な存在である」という意識は、いつか自分の命綱になるだろうと思っています。わたしは少しずつ社会へ染み出しているし、社会は少しずつわたしへ染み込んでいる。それは「わたし」という存在がスタンドアローンであるよりも、生存に有利なのだと思うのです。」