嘘の息子覚書控え

本家の控え

2022-11-29

ふの付く某所より、長崎県の炭鉱の島、池島に寄せて。
「池島の採掘技術は結構凄かったよ
親父がトロッコの運転手だった女神号ってやつ運転してた
いっかい落盤に巻き込まれて腕怪我して帰ってきてた」
「>女神号
世界最速を誇ったドイツ生まれの高速人車だな
最高時速50km/hという鉱山用トロッコにあるまじきスペックを擁したスーパーマシン…
今は大牟田にいるとか」
「コロナがおちついたらもっとPRして人を呼びたいって解説の人は言ってたよ
みんな元炭鉱マンの人が解説だよ
でも最後に街歩きしてたときにポロッと"滅びゆく街"じゃなくて
大きな事故もなく当時最先端だった俺たちの炭鉱を見て覚えてほしいねぇって言ってたよ

池島は公式に観光コースを用意してくれているからみんなもぜひ予約して見に行ってほしいよ」
最近の観光と2001年閉山まで住んでいた体験談、相乗効果で面白かった。炭鉱閉鎖の際に入口をコンクリートなどで塞ぐ保安法とか、古いのだと風化してしまうとか、最近閉めたのはメートル単位でコンクリとフライアッシュ入れてるから大丈夫とか、業界話も。

「キャラを好きにさせたら作品の勝利というのがよくわかっている。」