嘘の息子覚書控え

本家の控え

2023-02-05

久しぶりに「和風Wizardry純情派<上>」が手元に戻ったので、読みたかった箇所を探してパラパラと……パラパラと……見当たらない。念のために下巻の方もめくってみると……あった。46頁下段8行目から。まあ人生そんなものさ。

某所より、J.L.ボルヘスの短編「円環の廃墟」に寄せて。
「この話って要は創作行為におけるキャラメイクみたいな感じなんですよね。
一人の人間が一人のキャラクターを生み出し、そのキャラを詳細に肉付けしていくと、生まれたキャラクターは一人歩きを始めます。そしてそのキャラクターを起点に別の何かが生まれていき、それが新しい創作者に繋がり……そして自分自身もその円環(サイクル)の中の一人だったという……。」
ウィキペディアを見ると、「簡潔な文章で異常な世界を描く彼の作風は1960年代のラテンアメリカ文学ブームで有名になった「マジック・リアリズム」の代表的な例としばしば見なされている」とあるものの、マジックリアリズムに馴染みが薄くてよく分からない。森見登美彦桜庭一樹ねえ。

「コスプレを導入したいのにやってくれんからまずは自分からと炭治郎コスで寝室に入ったら死ぬほど笑われて泣きそうになったね」