嘘の息子覚書控え

本家の控え

2024-04-10

『Unnamed Memory』、新番組。原作は、古宮九時が個人サイト時代からの投稿を小説家になろうに掲載して、それが電撃の新文芸から書籍化された……という経緯らしい。魔女と腕が立つおもしれー男の組み合わせは、まだ数こそ少ないものの、いずれ一ジャンルを形成できるのではないかと思われる。書籍化やコミカライズ作品もそれなりに見かける。

タイトルの連想から「王立温泉ルリルラ」で聞いた「nameless songs」を聞き返したくなった。

思ったよりJTBのシステムは窮屈なようで、数カ月先の旅行予約で同行者に不都合が生じたため、代わって別の人にしたいと連絡を入れたら、システムの都合でダメの一点張り。保険も含めて入金済みだったものの、仕方がないのでまとめてキャンセル。旅行を取りやめるか、別の旅行会社で改めて探してみるか、まだ時間に余裕はある。

「自分にもヤバ要素はあって油断すると「こんなにしてあげたのに」と見返りを求めたり、「自分は頑張ってるのにそれに比べてあいつはぬるい」と八つ当たりを始めたりしそうなので「身を削らない」を念頭に置くことでヤバの芽に餌をやらない&発動させないように気をつけているつもりではある」

2024-04-09

小学校の入学式が大雨に。桜が満開でも、これでは。

ふの付く某所より。
「難病治療のために一月半に一回病院いく必要があってクソ面倒なんだけど
ちょっとした異常でもすんなり掛かり付けの医者に相談できるのは便利って気も多少はする
一病息災ってたぶんこういうことなんだな」
亜愛一郎の「藁の猫」に一病息災という言葉が登場したのを思い出す。あの短編の最後、「僕は今、東巨の思想を、極端にまで押し進めています。」という亜の台詞は、浅坂妻夫の処女作「DL2号機事件」を連想すると同時に、栗本薫が生み出した名探偵伊集院大介の推理法も重なる気がする。『天狼星』だったかな、恐ろしいからこれ以上犯人の考えを想像したくない、みたいな場面があったような。

京都に柴又帝釈天と、T嬢も旅行を楽しんでる様子。YouTuberと京都の関係は?

「>遺産めぐって親戚同士が争ったよ
>そりゃもう三流ドラマか?って思うくらい醜かった
うちの父が今の土地や家を相続したとき
大叔父がひっそり訪ねてきて居合わせた小学生の俺に面と向かって
「お前らがこの家を継ぐのか」と言った
あの〝後継に選ばれなかった怨嗟〟の顔は忘れないわ」

2024-04-08

某所より。
「はじめにもどると「この世界の片隅に」ではそのあたりがとてもよく描かれていて、自分が思い焦がれた人が必ずしも運命の人じゃない。どういうふうに出会っても、お互いに関係を積み上げていくうちに、事後的にその人が運命の人になるのだと。仕事も同じじゃないかな。」
ふとした拍子に教授(?)から「人生を振り返ると、今と同じくらい幸せになれた伴侶は、10人(だったかな?)くらいいた気がする」……という話を目にしたのは、知恵の泉だったような気がするものの、今となっては確認できない。仕事も同じかもしれない。

某所より。
「定期的に言うんですけど、同人誌の適正な発行部数は「1冊も売れなくても生活に支障が出ない金額の範囲内で刷れる数」だょ」
印刷代に参加費に交通費、場合によっては宿泊費、もろもろ含めて丸めた上で、打ち上げとして焼肉屋に行くくらいは……という儚い希望。「ダメだ、もう捨てねばならんのに、夢がこびり付いて拭えん……」のは、もう仕方ないのでは。

「初めてkiina(氷川きよし)の現場行った時、看護師2名付き添いで呼吸器つけた車椅子のファンの方いて、ここは『遊び』で来るとこじゃねえと思った」

2024-04-07

臼井の御伊勢公園にある緑色の桜を見に行くついでに、BZの宅配ボックスへ韓国土産の酒を投じておく。無糖さんの調べに拠ると一種の日本酒らしいのだが、詳しいことはよく分からない。ソメイヨシノはそろそろ満開だけど、緑色の桜は一輪も咲いていなかった。

某所より。
「合理的に判断したがるケースの多くが、根っこの情緒を糊塗したい欲求に支えられた事情であったりする。たとえば「人助け」は「すべき理」も「すべきでない理」もあって、そのどちらに合わせるかはその時々の情緒的な理由や事情だったりする。

そもそもの話として、そうしたある事象について「自分は理を見出し算定できる」という自覚自体が、やや情緒的判断の賜物であることが多い。」
医者が思いやりに目覚めて一皮むけてしまった『ジャンケットバンク』、感情は排除できないと気づいて問診を始めてから攻守逆転。後は店長と弁護士の負けっぷりを堪能する展開になるのか、神父が魅せてくれるのか。

fc2ブログの仕様変更でもあったのか、ASAの記録がまた一つたどれなくなっていく。人づての話では元気らしい。

「貸本時代の地獄のような適当さ、生活のために描いてるんだ文句あるか感すき」

2024-04-06

あれやこれやあったものの、インドカレーを食べつつ、韓国土産の酒を無糖さんに贈呈。インドカレーに一家言ある無糖さんに言わせると、南のカレーはシャバシャバしてまた別物らしい。ビリヤニは米だから平気平気と激辛に調整する辺り、辛いの大好きだった往時を偲ばせる。愛知に出張したときはモーニング文化と称して連れて行かれたのがコメダ珈琲で判断に悩んだとか、新宿に出張したときは話題のトー横より向かいの一列に並ぶ客引きが同じメイクばかりだったのが印象的だとか、四方山話。とっておきのレストランやパン屋の話、今はなきニンニクチャーハンの店や夜逃げしたと噂の店の話などしつつ、久しぶりに夫人やゆきちゃんの顔を拝むことに。コタツの中から髪量が増えて現れたのには笑ってしまった。メダカの水槽にいるタニシが増殖する件は、アクアリウム歴の長いBZが詳しいだろう。黒ビールはレバニラで。

一方、BZはこよなく愛する店で定番メニューを食していた。タコ入りになっても関係ないらしい。

「>ナノマシンがすべて解決する...っての5年前くらいは流行ってたよな
解決不能問題をデウスエクスマキナにぶん投げる構造の話にも流行りがあるから」

2024-04-05

某所より。
CS放送衛星劇場OVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)の特集「VHSを巻き戻せ!俺たちのOVA特集」の第4弾として「御先祖様万々歳!」「ブラックマジック M-66」「COMPILER」「KO世紀 ビースト三獣士」などが放送されることが分かった。」
最終6話「胡蝶之夢」の解釈で先輩たちと喧々諤々、とZから手紙が届いたのも懐かしい。パトローネの意味は教わるまで分からなかった。

「>>映画史のカタログとか辞典ひたすら埋めてってるけどアメグラとかブレックファストとかダイナーみてぇなのの良さよくわかんないんなよなぁ
>>ノスタルジーベビーブーマーの哀愁みたいなのが刺さんの?
>「当時の文脈で新しい作品だった」って言う意味ですごいというのがひとつ
>あと各作品についていうとアメグラなら人生の岐路に立たされた若者の焦燥感の描き方と迷いに対する決断のきっかけがささいなことで決まったりそれをそういうものだと受け入れるああいうさっぱりした感覚の描き方が見事で素晴らしい
>ブレックファストクラブでいうと「テンプレ」をぶっ壊すぶっ壊し方が素晴らしい
>3本目は見たことないな
両方ブロックバスター的な立ち位置だったわけか」

2024-04-04

ニュース系より。
「SF作家の山本弘さんが、3月29日に誤嚥性肺炎のため死去したことが分かった。68歳。」
カクヨムの投稿で、6年ほど前に脳梗塞で倒れ、高次脳機能障害なのか作家業を断念せざるを得ない闘病記を読んだものの、各所を見かけるに脳梗塞にはもう一度襲われたようで、どうぞ安らかに。「ファンロード」の投稿をしばしば目にしたのは、あれは何年頃だろう。読んだ本は、どうやら最初期のものばかりらしく、他は短編集の『まだ見ぬ冬の悲しみも』と、いつぞやのコミケで購入した同人誌を1冊くらいだろうか。故石井氏のWeb日記にも山本弘の名前は頻繁に登場した覚えがあって、試みに検索してみると……最初期以外はまんべんなく、ほぼ最後に至るまで。あちらでは故石井氏の方が20年ばかり先輩になるのか、また疑問をぶつけているかもしれない。

南は高熱を発してひっくり返っていたそうで、最近は原因になりそうな流行病を五指に余るほど思いつくものの、どうやら検査の結果は全て違って、風邪のせいということになるらしい。

寺山修司はテラー(語り部)・マシュー・Gっていう外国人なんだよ!って
親がついた嘘をしばらく信じていた」