嘘の息子覚書控え

本家の控え

2019年2月22日

ふの付く某所より。
「どんだけガチャガチャと描写しても読者が一度に記憶できるキャラのイメージなんて「ポニーテールの娘」とか「身長2mのゴリラ」とか「アナルの弱そうな女」とかそんなもんで
「日を透かすような温かい印象の栗色の髪をセミロングまで伸ばしたものをアップにまとめて下唇に小さなほくろがあるのが特徴的な美女。着ている服はノリの効いたブラウスに控えめなタイを結びシックな色合いの青いジャケットに同系の少し色の薄いスカート、すらりとした足はデニールの高いストッキングを履いて靴はよく磨かれたローファー、ブランド不明ながら一目で上等とわかるハンドバッグを持っている」
とか書かれても「女」以外の情報は全部その場で蒸発するぞ」
ついさっき別れた女性の顔以外の情報を並べ立てたら、これだから画家ってやつはと言われる一幕があったのは、森雅裕の『あした、カルメン通りで』だったか、それともオペラ3部作の他の本だったか。

移転した先のサイト、まだ画像が表示されていない。それはそれとして、モーツァルトのレクイエムを聞きましょうか。

「告白、0を1にするんじゃなくて99を100にする行為だと知ったのはだいぶ先の話」