嘘の息子覚書控え

本家の控え

2019-10-07

朝になったら胃痛は消えて楽になっていた。日付が変わるまで頑張るんじゃなかったと思っても後の祭り。胃を締め付けるような感覚は残っているものの、トレイに駆け込む必要はなくなった。

そして今度は風邪気味に。汗だくになりながら、BSプレミアムで『犬神家の一族』をまた観てしまう。『悪魔の手毬唄』でもそうだったけど、なにしろ見立て殺人なものだから、犯人(と、その協力者)の行動力が人間離れになってしまう。もし地図とタイムスケジュールとを首っ引きに観たならば、それだけで疲れ果ててしまいそうだ。前に真保裕一の『ホワイトアウト』を読んだ時は、雪の新潟県奥遠和ダムを駆けずり回る主人公に圧倒されたものだけど、もしかして人間の体力パラメーターの見込みは、人によって大きく違うのだろうか。

右臀部に温湿布、ねえ。

「「自分にとってはどうでもいいものが他人にとっては命の次に大切なものかもしれない」と常に認識しておこう。たとえ理解/共感できなくても、人の大切にしているものをバカにしたらダメだ。自分の大切にしているものを馬鹿にされたら嫌だよね。それを他人にするのはやめましょうっていうシンプルな話。」