嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-05-11

ふの付く某所より、『∀ガンダム』に寄せて。
「あのアデスカの「戦争は絶対起こしちゃいけないという使命感と恐怖だけは覚えているけど他のことは歴史にうずもれてしまったから何をしていいかわからない」って絶望感がこの作品の一つの肝だと思うからないがしろにはできない」
「ガンチャンで久し振りに見直してるけどマニューピチが記憶よりも凄くいい話だった」
「マチューピチあっての最後の女王交代だと思う」
アデスカ編は本放送を見たきりで、当時はあまり面白くないパートだと受け取った気がする。最終回、ギム・ギンガナムと決闘する場面で「剣で戦ったことは?」「一度だけ」というロラン・セアックの返事が、アデスカ編に由来したはず……くらいしか覚えてない。未見だけど、劇場版ではアデスカ編が飛ばされて、「剣で戦ったことは?」「ありません」と改変されたのだとか。もう一度見返したら、あるいは、感じ入るシーンも出てくるのだろうか。似たような感慨は『新世紀エヴァンゲリオン』の「男の戦い」にもある。

「他人の死が死なないとコレクションが進まない程度に極まったマニアは
また自分も他人から順番待ちされてるという自覚が必要なのだわ」