嘘の息子覚書控え

本家の控え

2023-05-01

10年前の記録を振り返ると、同じような時期に珈琲屋からブラジルNo.2#18が品切れになっていた。今年が特別なわけではなく、4月ころに何らかの問題が起こりやすいのかもしれない。

某所より。
「要するにそれが文化のメジャー化ってことなんでしょう。マスに対して訴えかけるのに一番有効なのは主観や思考を必要としない信仰を持たせることですから。批評眼を持った人間は信仰に傷をつける因子なので歓迎されないわけです。」
批評の一種であった、大量の作品をデータベース化してミシュラン形式なり採点方式なりでランク付けする個人サイトも、最近では見かけなくなった気がする。限定的な状況で、あれは非常に有り難かった面もあったし、複数のサイトを見比べる楽しみもあった。

さて、5日のコミティアをどうしたものか。仮に行くとして、新日本橋経由にするか、それとも葛西経由にしたものか。

「作家とは究極的には二、三の固有のイディオムを、人生を賭けて鍛え上げてゆくしかない人種である。その限られたイディオムが、社会との摩擦を引き起こしたり、社会の変化を先取りしたり、社会の忘れている旋律を思い出させたりするならば、それでいいわけだ。」