嘘の息子覚書控え

本家の控え

2023-09-13

賞味期限が先月末までだった水羊羹、冷蔵庫でことごとくカビていた。

某所より。
寺沢武一先生がスターログで書いてたコラムが傑作で「近頃は宇宙船の正しいデザインがどうのワープの原理がどうのとハードSFばっかり流行ってつまらん!わしゃ半裸のネーチャンが目のでっかいエイリアンに触手で襲われるようなのが好きなんじゃ!文句あっか!」というようなもので、同意しかなかった」
手元に寺沢武一の単行本は無くて、『コブラ』は「週刊少年ジャンプ」連載以降はどこまで読んだだろう。「ジャンプの印象はリンかけコブラ」とはZの弁だったなあ。劇場版の『スペースアドベンチャーコブラ』は、エンディングで「STAY...」が掛かっている途中で映写が終わりスクリーンが閉まってしまった思い出。TVアニメの「スペースコブラ」は、第1話をラジカセで録音して、「日曜じゃないか!」まで聞き返した記憶。

「文学や音楽に「"本物"がある、それはこんな作者や作品だ」としてしまうと、その作者や作品自体が目標になってしまい、新しいものは生まれず、彼らが死に物狂いで目指していた「高み」を見失ってしまう。師の指先を見るな、その指先が指す月を見よ。」