嘘の息子覚書控え

本家の控え

2024-04-26

ニップンの冷凍食品に挑戦、再び。ミラノ風ドリア&ハンバーグというサイゼリヤを思わせるような洋食風は、前に試してみた和食の物より良い感じだった。

某所より。
「結末をあえて読み手に委ねるという手法は昔からあって、それにはその先の絶望も希望も想像して咀嚼反芻しながら余韻を楽しんだり、物語を自己のものにできるという豊かさがあったんだけど、「ちゃんと描かないのは不誠実」という批判を、最近本当によく見かけるようになったと思う。」
委ねられたのを楽しむという経験を一度も積んでいなかったら、そこに不誠実という単語を当てはめたくなるかもしれない……とは思う。仮に経験済みだとしたら、そこは不誠実でという言葉を持ち出すまでもなく、単に面白くなかっただけ。結末を書かなかったのか、訳あって書けなかったのか、そこまで気にするようになると、もう病膏肓に入る状態。それもまた楽しい。

名古屋へ旅立った。

「あれからもう10数年になるが、いくつも機種を乗り換えたぼくの携帯にはまだ△△△△さんの番号がなんとなーく残っている。しかし彼の本名と繋がらない限り、今も彼はどこか遠くで生死不明の、知られざる伝説の知人のままだ。」