嘘の息子覚書控え

本家の控え

2020-03-10

ニュース系より。
「日本を代表する劇作家・別役実(べつやく・みのる)さんが3日に亡くなっていたことが10日、分かった。82歳。」
Zからの手紙だったか、「歯痛に耐えうる者はあらゆる痛みに耐えうる」とあったのは、この人の著作だったかな? どうぞ安らかに。

ふの付く某所より。
「>絶望前にまずネットカフェにでも行ってご飯食べてゆっくり寝てそれから情報検索するんぬ
空腹と睡眠不足はマジで思考にマイナス補正かけるからな…
死ぬ前においしいもの食べようと貯めてきたお金ほぼ全部使ってお高いホテルに泊まってお高いディナー食べたら死ぬ気が失せたことあるから分かる
次の日から金銭面で頭抱えて苦労したけど俺は元気です」
札幌から本州に渡るまでは脱走が成功したとは言えないようだけど、果たして逃げ切れたのだろうか?

「「子供は親を愛したい」のだ。
それがどんなに極悪非道な親であっても、自分の苦痛があったとしても、本能的に愛したい。
愛したいの本能に屈して、自分の苦痛をどうにか誤魔化すことも、ヒトにはよくあることだと私は思う。
子供の愛こそ無償の愛だ。そして子供の時期がなかった大人は存在しない。」

2020-03-09

サイゼリヤで食事をしたら、セルフサービスのコーナーに置かれていた小皿や箸、調味料といった類の品々が全て姿を消していた。頼めば持ってきてくれるようで、これも新型コロナウイルスの影響。

某所で話題になっていた、ローソンの濃厚ミルクチョコレートを買ってみた。コーヒーに良く合って美味。

ふの付く某所より。
「>俺も逃げたことあるけど滅茶苦茶楽しいんだよ追われるの
逃げてる間は物語の主人公だもんな」
未明の脱走(2度め)から、タクシーをつかまえて札幌を目指すまで、現在進行系を追いかけるのは面白い。

「「若手IT社長系キャラによる現代的なエロシーンの描写」という指示の元で小説書いてて『現代的…IT…ハイテク環境…』と試行錯誤した結果、その若手IT社長キャラが健気な受けに「ヘイ尻、きつめに締めて」って言うシーン入れたら物凄い剣幕で怒られたことがある

なんなんだ?じゃあお前の思う「若手IT社長系キャラによる現代的なエロシーン」ってなんなんだ?「株価は右上がりだがお前の結腸は右下がりだな」とか言わせればええんか?お?って思ってたら「普通に夜景とか見ながら致してれば大丈夫なんで…」って言われた」

2020-03-08

大相撲の3月場所が無観客で開催。以下、ふの付く某所より。
「ラジオで聞いてるとどこで決着ついたかわからん!
歓声無いと意外な欠点が見えてくる…」
行事は勝負ありと発声するのだったかな。でも、普段だとラジオは午後4時くらいからだから、もう幕内の中継で盛り上がって、歓声に紛れてしまう。

某所より。
美味しんぼ刃牙もそうだけど、親子喧嘩系のストーリーで連載長くなると作者の感情移入が子→親になるので、初期どうしようもないクズだった親がいつの間にか聖人君子に改変されちゃうんだよな」
吸血鬼とダンピールの親子喧嘩も長引いてるけれど、あっちは「D-ハルマゲドン」が最終話ということで一応の決着がついているのだったかな。たまに出る新刊をどこまで読んだのか忘れてしまった。きっと、途中が抜けている。

「「観賞用の隠者」
18世紀の富裕層は自分の地所に庵や岩屋を築き、そこに古めかしい格好の隠者を住まわせた。隠者には俸給が与えられ、来訪者に謎めいた助言を与えたり、あるいは舞台劇の役者のように振る舞うなどして楽しませた。いわば生きた庭園装飾であり、庭園隠者(garden hermits)と呼ばれた。」

2020-03-07

某所より。
「ぶっちゃけ幼馴染はラブコメにおいてそこまで勝率悪くない 本当勝率悪いのは「読者サービスのためだけに作られた年上お色気お姉さんヒロイン」である」
ブコメというシステム上、勝利が許されないポジションに思われるので、思い当たる勝者ヒロイン名が浮かんでこない。別システムのギャルゲー&エロゲーだと、(それこそ初期を除けば)マルチエンディングが当然のごとく存在するので、勝者になるのは不思議でない。ラブコメではない漫画で、「読者サービスのためだけに作られた」「お色気」という条件を削るところまでいくと……一部の読者に衝撃と性癖を与えたらしい、小山田いくの『ぶるうピーター』はそうなるかもしれない。21世紀が20年も経過してなお、ヒロイン属性が一通り用意されるような場合、年上が勝者になるケースは珍しい。

「これ割と一般的に言えることだと思うんだけど、「趣味やコンテンツに真剣にハマったことが一度もない人」って実際にかなりの数いて、そういう人たちは「ハマってる人」の挙動を「気味が悪い」とか「キモい」と感じがちになってしまうみたいなんですよ。これが親子間で起きてしまうと本当に悲劇」

2020-03-06

マンガ図書館Zで、笹本祐一の『ハーレション・ゴースト 妖精作戦 PARTII』が公開されていた。出版社やイラストレーターの違う版が複数あるので、この場合は(1994年版)と説明書きされている。アニメや漫画に出てくる固有名詞や台詞を登場させる手法、今だと自主規制が働いて、再現するのは難しいかもしれない。二次創作ならともかく。

某所より。
「ところで、この話は何度かしてるんですが、私が通っていた高校の数学教師は期待値について教えつつ自分は宝くじを買っている、と語る人でして。理解していると行動するとは別のことである。」
ハズレくじだったかハズレ馬券だったかを、事故避けのおまじないとして車に溜めている……というのは、直接聞いた話だったかな? もっと積極的に、最初から当たらないと決めつけて、それでも厄除けとして1枚だけ買うというエピソードが、首藤剛志の『都立高校独立国』上巻にあった。いずれにせよ、夢は大切。

「無観客の競馬でのインタビューで、 騎手の方が、
馬が「人がいない」けど本当にレースするんですか、本番なんですか、みたいにキョロキョロする、っておっしゃってて、面白いもんだなあと思います。」

2020-03-05

相沢沙呼『medium 霊媒探偵城塚翡翠講談社(1700円)税別
第1話から第3話までは手こずりながら読み進めて、相沢沙呼ってこんな話を書く作者だったかなとか首を傾げた後、最終話で物語がクルリと裏側を見せての謎解き。前評判の高さを知って読み始めたのが失敗で、読むのに身構えすぎてしまった。受け身の準備を整えてから投げられたような、間の悪さ。閑話休題。第3話までのヒロインのあざとさが、クルリとひっくり返っただけだったら印象が乏しかったかもしれないけれど、エピローグの「乙女かよ」で想像の余地を残されたのが楽しかった。
カバーイラスト、遠田志帆の画風に既視感があると思ったら、綾辻行人の『Another』や『Another エピソードS』、今村昌弘の『屍人荘の殺人』や『魔眼の匣の殺人』も描いていたのか。そりゃ見覚えがあるわけだ。

ドラクエⅣの時に店長と 客が並ぶに違いないと
徹夜して店に泊まったが 誰一人来なかった 次の日 他で買えなかった子供がとぼとぼ店に入ってきて
ドラクエ4ありますか」と半ば諦めかけた言い方で聞いてきたので
「ありますよ」と言い返したときの パァアアアと笑顔になった時が忘れられない」

2020-03-04

Firefoxのアドオン、ふの付く某所用のが変更されたのか、防御機構が少し重くなった。NGは増やすのが面倒だけど、精神安定は重要で、バランス。

押井守原作・脚本・総監督、西村純二が監督の新作アニメ「ぶらどらぶ」。もう少し早く放送するのかと思ったけど、秋口になったとか。延長されたのか、そうでないのか、よく分からない。Zの供養と思って、見られるようならば見てみたい。Zと押井守と言えば、八王子夢美術館で「押井守と映像の魔術師たち」を見た帰りに食事した、銀座の串かつ松坂という店、もう無いみたいだ。10年前だからなあ。

3月は新型コロナウイルス蔓延のために、唯一残った水曜の集まりが自粛だとか。BZに紹介された中華料理店とか、M浦くんに紹介されたフレンチレストランとか、意図して出かけないと食べられない場所へ出かける意思を持ちたい。

「人間は感情の発生自体はコントロール出来ないので、沸き起こったものに対してとりあえず名称を与えてるに過ぎないから、感情名の解釈で結構齟齬が起きる。僕の友人は「男は泣くな」という教育を両親から受けてきた結果、悲しみを感じた時には声を荒げて怒鳴るので怒ってるようにしか見えない」