嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-03-26

続、ふの付く某所より、黒澤明に寄せて。
「>エキストラでも黒澤映画に参加って半端じゃねえわ
御殿場の富士山麓に作られた城のオープンセットの撮影当時は
三島駅北口に毎朝のようにマイクロバスが来てエキストラ参加者を集めてて
事前の申し込みも何も無しで当日思い立っての参加が可能だった
一緒に行く友達とドヤ街の日雇い労働者集めみたいだなんて言ってた」
「>給料おいくらだった?
日当5000円だったかと
昼食の弁当は出る」
「もう一つ記憶してる黒澤監督の姿があった
俺に脇の下に挟んだ矢が動かないよう声をかけた後
負傷して刀を地面に突いて上体だけ起こして地面を這う兵をカメラ正面で演ずる役者さんの所へ行って
「ちょっと貸して」と役者さんから刀を受け取り自ら地面を這って
「こんな風に動いて」と演技指導をしてた」
ウィキペディアに拠ると、撮影が1984年2月からで、「作品前半の見せ場となる三の城の落城シーンは、富士山麓の御殿場」とある。当時、黒澤明は74才。

アルジェヴォルンは主人公からヒロインへの「お前、おれのこと好きなのか?」からのヒロインの「全然(真顔)」が脚本天才過ぎかよと思った」