嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-07-18

ふの付く某所より、アマンダラ・カマンダラに寄せて。
「この堕落の仕方は分からんでも無いというか悪い意味での男の浪漫みたいなのは若干感じる」
ペンタゴナワールドを影で支配しながら、普段は武器商人として諸国漫遊、次世代の影武者に当たりをつけて適度に支援、と。楽しんでやっていたのは間違いない。ヤーマン族憎しの姿勢はどこまで保っていただろう。第1話以前のクワサン・オリビー誘拐(ウィキペディアを見ると……盗賊が誘拐したのを入手、洗脳、らしい。回りくどい)と最終回の説明台詞を除いたら……コアムの歌の禁止くらい? 後番組の『機動戦士Zガンダム』に登場するパプテマス・シロッコの雛形、と言われるようだけど、もう記憶が曖昧で、どこまで似てたやら。むしろ、『ロードス島戦記』の灰色の魔女を連想するものの、似てるのは天秤を揺らす黒幕という箇条書きマジックくらいで、中身は別物。

「「ウィークネス・フォビア」という観念があります。
「弱い」と判定されてはならないという強迫観念から、「弱い」ものに対する嫌悪と敵意をもつ心理傾向です。
戦前日本において唱えられた理想的「日本男児」像にも、それが現れているといわれます。」