嘘の息子覚書控え

本家の控え

2022-05-13

米澤穂信の『王とサーカス』をパラパラと。最初と最後と真ん中に目を通して、昔に読んだきり内容が曖昧になっている栗本薫の『ネフェルティティの微笑』を読み返したくなった。

日本テレビの「金曜ロードショー」、声優陣総入れ替えの『ローマの休日』。放送時間の関係だろうか、靴を転がす場面やシャワー後の説教、スクーター暴走の言い訳や写真の感想など、あちこち削られていた。何度か見返してる『麗しのサブリナ』や『昼下りの情事』と違って、1度か2度くらいしか観てないのに気づいたのだから、あちこちもっと削られているのだろう。いつだったか、Zが『ローマの休日』を解説した折に、「危ない場所で楽しい思いをする映画で、さしずめ、日本なら「歌舞伎町の休日」」と話していたが、あれから歌舞伎町の治安もずいぶんと悪化したようだ。ローマの方はどうなってるだろう。

久しぶりに営業再開するケーキ屋を訪れてみたら、昼過ぎには「完売につき閉店」の掛札。めでたいことだと受け取っておこう。ケーキは明日でも買える。

「>オヤジが次に観たら結末が変わるんじゃないかと思って何度も映画館で繰り返し見たって言ってたな
2012年の凱旋門賞かよ」