嘘の息子覚書控え

本家の控え

2023-04-29

BSプレミアム吉岡秀隆演じる金田一耕助シリーズの「犬神家の一族」、後編。なるほど、これが期待されていた小林靖子脚本。流石。以下、ふの付く某所より。
「>佐清が静馬と松子を口車に乗せる
>佐清は直接手を下さない
>静馬が殺されなかったとしても佐清が白状すれば遺産は佐清
>松子は死のうが生きてようが遺産は佐清
>ってこと?
その通りかもしれないし
松子の性格読み切って殺すとこまで考えてたかも知れない
でも実証できないからね
あんた病気です」
凍結した湖に逆さまの死体は原作小説準拠だそうだけど、未読なので判別できず。1976年版の映画と異なり、犬神家に恨みを抱かない青沼静馬の母恋いしと松子の組み合わせの末に、犬神佐清への疑惑と「金田一さん、あなた病気ですよ」で幕。猿蔵の配置を考えると、あるいは珠世も怪しい?

「自分には「成功すること」より「失敗しないこと」を重視して、「得すること」より「損しないこと」を目指しがちで、「リスクをとって達成感を得る経験」より「無駄になる経験を避けるための努力」を重視する傾向にあって、時々この安全弁みたいな心理機構を意識的に外せる人を見ると、すごいなと思う。」