嘘の息子覚書控え

本家の控え

2021-05-07

某所より。
「中2の頃に「俺ってキリトに似てる」的なアレを罹患しないまま中年になると、免疫獲得してないせいで感染時に症状が重篤化して「俺って後藤さんタイプ」とか言い出すらしいんだ」
web連載の頃は勘定しないとして、『ソードアート・オンライン』シリーズの刊行は2009年からだから、直撃世代でもまだ二十代半ば。『機動警察パトレイバー』の後藤喜一を騙るのは、もうちょっと年上が該当するだろう。仮に10年くらい前となると……『ブギーポップは笑わない』が1998年からで、こちらはいささか趣きが異なるか。ブギーポップが出た当時の衝撃の大きさ、今に至る影響の大きさは、各所で折々に目にするものの、正直ピンと来ない。電撃文庫が本腰を入れて新人賞のアニメ化(最初のは2000年)に取り組んだ最初の作品、というならまだ理解できる。その次は『狼と香辛料』(2005年刊行→2008年アニメ化)となるかな。現在放送中の『86-エイティシックス-』、アニメ化発表の『錆喰いビスコ』など、電撃はまだ強い。

「確かにパンを万引きした人がいたとして、その犯人像を「パンが好きで好きでたまらない人」としか解釈しないとしたら、絶対防犯対策を誤るよなあ…。」